動画配信サービスのビデオマーケットでは、視聴用のiOS版アプリをフルリニューアルし、9月3日(火)から提供を開始した。

 同社は、2006年に世界初の長尺動画配信を携帯電話向けに提供開始し、本格モバイルVODサービスとして誕生。現在では22万本を超える一般映像作品を提供している国内最大級の動画配信サービスだ。

 自社で映像作品の調達からシステム開発、サービスの運用まで手がけているのが特長で、独自のエンコード技術「UHQエンコード」により、視聴機器を問わず高品質で作品を提供している。

 今回の新しいアプリでは以下の点が改善され、さらに使いやすくなっている。対応デバイスはiPhoneとiPad、会員登録は無料で、使用料はアプリ内課金となっている。

●3つのリニューアルポイント
①会員登録不要で観たい分だけレンタルして視聴可能
 従来のiOS版アプリは視聴専用で、レンタルはWEBサイトで行なう必要があった。今回のリニューアルで、レンタルから視聴までiOS版アプリ内で完結できるようになる。ユーザーは、アプリをダウンロードするだけで【会員登録なし】で、観たい作品を、観たい時に、観たい作品分だけレンタルできる(昨年7月より一部ユーザーで実施済み)。

②ユーザー好みの動画をパーソナライズ表示
 メニュー画面で好きなジャンルの登録ができるようになった。作品履歴や登録した好きなジャンルから、ユーザーの興味がありそうな作品を各ジャンルのテーマごとに区分してトップ画面でパーソナライズ表示する。

③直感的な操作で視聴が快適に
 縦横のスワイプによる直感的な操作で、音量・画面の輝度・早送り/早戻し・倍速再生が簡単に操作可能。

 アンドロイド版やアンドロイドTVアプリのリニューアルも予定しているそうで、こちらのリニューアル記事は、追って発表される模様だ。