エミライは、FiiO ElectronicsのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Q5s」を、8月30日に発売する。パッケージは2種類あり、アンプモジュール「AM3E」を同梱した「Q5s with AM3E」（オープン価格、想定市場価格￥48,000前後）と、同「AM3D」を同梱した限定生産の「Q5s with AM3D」（想定市場価格￥51,700前後）。
Q5sは「Q5」の後継モデルであり、DACチップに旭化成エレクトロニクスの「AK4493EQ」を左右独立で2基搭載し、S/Nや歪を大幅に改善、情報量も格段に向上させているという。対応フォーマットは、PCMでは768kHz/32bit、DSDでは11.2MHz/1bitのネイティブ再生が可能だ。
なお、Q5s with AM3Eは、アンプモジュールAM3Eが同梱された標準パッケージで、3.5mmステレオミニ、2.5mmバランス、4.4mmバランスの3系統の出力を装備する。
一方、Q5s with AM3Dは、AM3D アンプモジュールを同梱した限定パッケージで、3.5mmステレオミニ、4.4mmのバランス出力を備え、バランス回路部には「THX AAA-78回路」をデュアルで搭載する豪華な仕様となっている。
その他、Bluetooth接続は、SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA（LHDC）と、各種コーデックをサポートしている。
Q5sの主な特徴
・DACチップに「AK4493EQ」を2基、左右独立構成で搭載し、低ノイズ・低歪と高出力を両立
・768kHz/32bitまでのPCMデータの再生に対応するほか、11.2MHzのDSDデータのネイティブ再生に対応
・3.5mmステレオミニ、2.5mmおよび4.4mmのバランス出力を搭載する アンプモジュール「AM3E」を標準搭載
・AAC/SBC/apt X/apt X HD/LDAC/HWA(LHDC)といった主要高音質ワイヤレスオーディオコーデックに対応
・高音質パーツを採用した完全バランス回路設計
・各セクション独立給電・アイソレーションを実現する低ノイズ電源回路
・音量の左右不均等を解決するADCボリュームコントロール機能
・同軸デジタル／光デジタル／ライン対応の豊富な入力端子
・3800mAh大容量ポリマーリチウムイオン電池内蔵で9.5時間の連続再生
・FiiO Musicアプリでスマートホンから主要な操作が可能