ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」とセイコーがコラボ。しかも、LOWERCASE監修のビンテージデザイン機械式時計というから、メカ好きにはたまらない提案だ。

 今回のコラボモデルはシルバー仕上げの「WNW-SB15A/S」(市場想定価格¥92,000前後、税別)とブラック仕上げの「WNW-SB15A/B」(市場想定価格¥95,000前後、税別)が準備される。各色300台限定で、11月23日発売とのこと。

 wena wristは腕時計のバンド部分にスマートウォッチの機能を内蔵した、世界初のシステムだ。ソニーの独自技術で部品を分散配置し、限られたスペースに電子マネーや通知、活動ログ機能を内蔵することに成功している。今回のコラボでは、腕時計業界標準のステンレス素材「SUS316L」を使ったwena wrist pro仕様が奢られているそうだ。

 それと組み合わせる時計ヘッドは完全機械式で、LOWERCASEの商品開発アドバイザー、梶原由景氏がプロデュースしたことも話題だろう。グランドセイコーにも通じるデザインをベースに、ビンテージ感も備えたファッションアイテムにもなり得るフォルムだ。バンド部分にはEdition number(シリアルナンバー)が刻印されるという。

ヘッドの背面はシースルーで、内部構造が見える。日常生活用強化防水対応とのこと