アマゾンでは、8月2日(金)から4日(日)までの3日間、青山の「SHARE GREEN MINAMIAOYAMA」で、kindle電子書籍リーダーの体験会を開催している。これは、ユーザーに実際にkindleを手に取って楽しんでもらうことを目的としたイベントだ。

3種類のkindleが展示されている

 会場となった「SHARE GREEN MINAMIAOYAMA」は地下鉄・青山一丁目駅と乃木坂駅のちょうど中間くらいのロケーション。しかし通りから一歩入ると芝生に面した静かな空間が広がり、テントやハンモックなどが置かれたグランピングスペースが準備されている。さらにその横の建物に入ると、たくさんの本に囲まれた素敵な空間が広がっていた。

 まず店内に設けられたカウンターに行き、受付のお姉さんにお願いすると体験用のkindleを貸し出してくれる。そのkindleにはデモ用のコンテンツが保存されており、話題の小説や漫画を楽しめるわけだ。また店内はもちろん、屋外のグランピングスペースにkindleを持ち出して、アウトドアで読書をしても構わない。ちなみに貸出時間は30分ほどとなる。

SHARE GREEN MINAMIAOYAMAの店内には多くの紙の書籍も並べられている

 今回は店内スペース(僕は35度超えの屋外に出る元気はなかったけど、来場者の中には日陰のハンモックに寝転んでkindleを使っている人もいました)で、小説版『天気の子』や漫画『君たちはどう生きるか』のサンプルを読んでみた。

 何よりもkindleは本体が軽い。貸出機は6インチ画面で解像度300dpiのタイプだったが、うっかりすると文庫本よりも軽量で、これなら毎日持ち運んでもまったく苦にならないだろう。画面の明るさもカフェの店内で読書するには充分だった。

入り口正面のカウンターで体験機を貸し出してくれる

 またページ送りや戻し、読みたい本を選ぶ際の操作も簡単だし、表示切り替えも思っていたほど待たされる感じはなかった。漫画については(よく言われることだけど)モノクロ表示なので少し寂しい印象になるのと、これも当たり前だけどページを見開きで表示すると小さくなってしまう点は残念。

 でも小説を読む分にはまったく不満はないわけで、電子書籍リーダーとしての使い勝手はとてもよくできていると思った次第です。休日に近所の古書店で文庫本をまとめ買いして、置き場がないと家人から怒られている身としては、これひとつで700万冊の本が読めるということに、結構そそられてしまいました。

 ちなみに今回の体験会でkindleを借りると、同時にコーヒー無料券もプレゼントしてくれます。淹れ立てのコーヒーを楽しみつつ、読書をしてみてはいかがでしょう。また返却の際には、kindleがあたるクジも準備されています。外れた人も、kindleの¥2,000割引チケットがもらえるので、必ずクジをひいて帰ること!

サンプルコンテンツが保存されたkindleと、サービスのコーヒー無料券

kindleの主な特長
●e-inkディスプレイの採用により紙のような読み心地を実現
●直接目を照らさないフロントライト方式により、目に優しく、長時間の読書でも疲れにくい
●数千冊の書籍がデバイス1台に収められるため、かさばらず、また荷物も重くならない
●一回の充電で数週間使用可能なバッテリーを搭載し、外出の際もバッテリー切れの心配が少ない
●強い日差しの下でも反射せず、画面の明るさも調節できるため、屋内でも屋外でも読書が楽しめる
●ライトが内蔵されているため、就寝前のベッドルームやキャンプ先の星空の下でも、読書灯なしで本が楽しめる
●kindle Paperwhite、kindle Oasisは防水機能搭載(IPX8等級)で、お風呂やプール、ビーチでも読書が可能
●高速ワイヤレス接続により、一冊の本を60秒以内にダウンロードできる(一般的な書籍の場合)。外出先で本を読み終わっても、すぐに別の本をダウンロード可能

屋外のグランピングスペース。テント内には扇風機なども準備されている

「kindle電子書籍リーダー体験会」の概要

●日時:8月2日(金)〜4日(日)10時〜22時(4日は15時まで)
●場所:SHARE GREEN MINAMIAOYAMA 〒107-0062東京都港区南青山1-12-32

エントランスには「kindle day」の看板が