パナソニックから、BS4K・110度CS4Kチューナーを内蔵した液晶テレビ4Kビエラ2機種「TH-49GX500」「TH-43GX500」が、8月23日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格はTH-49GX500が￥110,000前後、TH-43GX500は￥100,000前後となる。
BS4K・110度CS4Kチューナーを内蔵した4Kビエラ「TH-49GX500」
43型の「TH-43GX500」
今回発表のGX500シリーズ2モデルはFX500シリーズの後継で、同社4K液晶のラインナップの中ではスタンダードモデルという位置づけながら、4K解像度のIPS液晶パネル＆新4K衛星放送用のBS4K・110度CS4Kチューナーを搭載（1基）したのが特徴（地上、BS/110度CSデジタル放送用チューナーは2基搭載）。別途、USB HDDを接続すれば、4K放送の録画も楽しめる。
画質面では、色再現やコントラスト、あるいは解像感（4Kへのアップコンバート）を向上させる各種高画質技術の搭載はもちろん、HDR規格については、放送用の「HLG」、UHDブルーレイソフトの「HDR10」、そして最新の「HDR10＋」という3種類のフォーマットに対応し、製作者の意図に即した映像を忠実に再現できるよう設計されている。さらに、HDRコンテンツ再生時でも、部屋の明るさに合わせて画面の明るさを自動的に調整してくれる「明るさ連動HDR」機能も搭載する。
また、各種ネット動画――NETFLIX、dTV、Amazonプライム・ビデオ、YouTube、4Kアクトビラ、ひかりTV4K、デジタル・コンサートホール――の視聴も楽しめるほか、ビエラシリーズの便利機能でもある、見たい番組を簡単に表示・検索できる「アレコレチャンネル」なども搭載する。Googleアシスタント、あるいはAlexa搭載機器と組み合わせれば、テレビの操作を音声で行なうことも可能だ。
TH-49GX500／TH-43GX500の主な仕様
画面サイズ：49V型（TH-49GX500）、43V型（TH-43GX500）
画素数：水平3840×垂直2160
BS4K・110度CS4Kチューナー：１基
地上デジタル、BS・110 度CS デジタル：2基
接続端子：接続端子：ビデオ入力1系統、光デジタル音声出力端子1系統、ヘッドホン／イヤホン端子1系統、LAN端子1系統、HDMI端子3系統（HDMI 1 端子はARC対応）、USB端子2系統
スピーカー：フルレンジ 2個
音声実用最大出力：総合20W（10W＋10W）
定格消費電力：128 W（TH-49GX500）、118 W（TH-43GX500）
年間消費電力量：129 kWh/年（TH-49GX500）、119 kWh/年（TH-43GX500）
寸法（スタンドあり）：
W110.6×H69.9×D23.2cm（TH-49GX500）
W97.4×H62.4×D23.2cm（TH-43GX500）
質量（スタンドあり）：約15.0kg（TH-49GX500）、約11.0kg（TH-43GX500）
主な同梱物：リモコン、単3形乾電池×2、電源コード、スタンド（一式）、転倒・落下防止部品（一式）、取扱説明書、保証書