ソニーから、ミラーレス一眼αシリーズ用の交換レンズの新製品「FE35mm F1.8」が8月30日に発売される。価格は¥87,000(税別)。

 FE35mm F1.8は、開放F値1.8のスペックを持ったEマウント(35mmフルサイズ対応)の、焦点距離35㎜の単焦点レンズ。

 Eマウント用35mm単焦点としては、APS-C用も含めて4本目となるラインナップで、本モデルの狙いは、小型化と高解像度の両立にあるという。全長は73mmと、ツァイス印の「SEL35F14Z」(こちらは112mm)に比べると40mm近くコンパクトになっている。質量はツァイスの630gに対し、280gと60%近く軽量化されている。

中央が新製品の「FE35mm F1.8」。右が「SEL35F14Z」

 レンズ構成は9群11枚で、非球面レンズも搭載しているので、周辺まで収差を抑えた解像感の高い映像が撮影できる、としている。また、9枚羽による円形絞りで、ボケの描写も綺麗に行なえる。最短撮影距離は22cm、最大撮影倍率は0.24×となる。