オーディオテクニカから、SOLID BASSシリーズ初の完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS5TW」が7月12日に発売される。市場想定価格は¥16,900前後(税別)。

バッテリー内蔵の専用ケースも付属している。重さは本体が約8g(L/Rとも)、充電ケースは約60g

 充電ケースからイヤホンを取り出すと自動で電源が入り、ケースに戻せばオフになるなど、面倒な操作なしに音楽を楽しめる。ドライバーには2層振動板を採用した専用設計のφ10mmタイプを搭載し、厚みとインパクトのある低域、鮮明な中高域表現を両立しているという。

 加えて、装着感にこだわった専用のイヤピースを新開発。耳から外れにくく、高い密閉性が得られている。ホールド感を高める専用設計の3Dループサポートとともに抜群のフィット感を実現し、耳の小さい女性でも快適に使えそうだ。

 バッテリーのもちもよく、イヤホン単体で連続15時間の再生が可能。さらに充電ケースを併用すれば最大45時間使えるという。

 また、独自のスマートフォン専用アプリ「Connect」に対応しており、イヤホンの設定やaptXなどコーデックの切り替えも簡単に行なえるほか、万がいちイヤホンを紛失した場合でも、最後にBluetooth接続した場所を地図で確認できる。完全ワイヤレスの場合、こういった配慮は嬉しい。

 カラリングは定番のブラック、ユニークでエレガントなブルー、ナチュラルながら洗練された印象を与えるカーキを準備している。

振動板には二種類の素材を貼り合わせた2層構造を採用

「ATH-CKS5TW」の主なスペック

<ヘッドホン部>
●型式:ダイナミック型
●ドライバー:φ10mm
●出力音圧レベル:110dB/m/W
●再生周波数帯域:5〜40,000Hz
●インピーダンス:16Ω
<マイクロホン部>
●型式:MEMS型
●指向性:全指向性
●感度:−40dB(1V/Pa,at1kHz)
<通信仕様>
●通信方式:Bluetooth標準規格Ver.5.0準拠
●使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.402GHz~2.480GHz)
●対応Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
●対応コーデック:AAC、SBC、aptX
●電源:ヘッドホン=DC3.7Vリチウムイオン電池(内蔵式)
 充電ケース=DC3.7Vリチウムポリマー電池(内蔵式)
●充電時間:ヘッドホン約2時間、充電ケース約3.5時間

ブルーとカーキもラインナップ。充電ケースも同じ仕上げとなる