先日速報をお届けしたAmazon Alexaの新メンバー「Echo Show5」がいよいよ明日(6月26日)発売される。先日その製品説明会が開催されたので、概要を紹介しよう。

 Alexaシリーズの最新モデルとなるEcho Show5は、5.5インチディスプレイとHDカメラ、カメラカバーを搭載した点が特徴だ。さらに¥9,980(税込)という価格も注目を集めている。

 当日はアマゾンジャパンのオフィス内に準備された「Amazon Alexaおうちラボ」でEcho Show5でどんなことができるかが紹介された。その「Amazon Alexaおうちラボ」には、リビングやキッチン、オフィスを模した空間に各種家電が設置されており、それらの機器を実際にAlexaで操作できるようになっている。

 冒頭、アマゾンジャパン合同会社Alexaエクスペリエンス&デバイス事業部 リージョナルディレクターAlexaアジアパシフィックの大木 聡氏がAlexaの歩みを紹介してくれた。

アマゾンジャパン合同会社Alexaエクスペリエンス&デバイス事業部 リージョナルディレクターAlexaアジアパシフィックの大木 聡氏

 大木氏は、「Alexaを使うことで、最良の体験を日本のお客様にも届けたい」と語った。Alexaは日本では2018年11月に招待者向け発売を開始し、翌年から一般販売がスタートした。その後Alexaを搭載した製品ラインナップの充実と共に、機能アップデートが続いている。

 実際にAlexaを搭載した製品で使える独自スキルは2500をオーバーし(2019年06月時点)、オーガニック野菜の発注、星占い、宅配便確認など様々なことができるのだという。今後はスキル内課金も増える見込みで、さらなるビジネス展開も考えられているようだ。

 Alexaデバイスの使われ方としては、やはり音楽再生が中心だという。その他に照明のオン/オフといったスマートホーム操作やテレビ電話機能が人気だそうだ。ちなみに同社では、サイトに寄せられたユーザーの声などを参考に、製品開発、改善を継続していくのだという。

 大木氏の話に続いて、Echo Show5の各種機能の実演が行なわれた。

 音楽再生関連では、スピーカーの品質向上を追求している。詳細は公表されていないが、ユニットは1.65インチで、4Wアンプで駆動しているとのことだ(モノーラル再生)。楽曲の再生時にはディスプレイに歌詞も表示される。

 またアーティストのフォロー機能も搭載されており、例えば「ミスチルをフォローして」と話しかけるだけで登録が完了、その後はミスチルの新譜がリリースされるとAlexaが教えてくれるようになる。

 その他に複数のEchoで同時に音楽を再生したり、テレビやルンバの操作、プライムビデオのレシピ表示などが実演された。Echo Show5らしい機能としては、目覚ましアラームをセットした場合に、15分前から徐々にスクリーンを明るくして快適な目覚めを誘導するお目覚めスクリーンがあるという。これに関連したEcho Show5での新機能として、目覚ましアラームが鳴っている時に上部を叩くと音が止まり、一定時間後に再度アラームを鳴らすスヌーズにも対応したそうだ。

 Echo Show5のスマートホーム機能は別売のスマートプラグを組み合わせて使うタイプで、スマートプラグは従来の対応機がそのまま使える。もちろん先般発表されたEcho LinkやEcho Link Ampといったオーディオの強化デバイスにも対応している。

「Amazon Alexaおうちラボ」には、Alexaで音声操作できるテレビやバースピーカーなども置かれている

 さて今回、Echo Show5の取材機を借用できたので、短時間だが使ってみた印象を紹介しておきたい。

 Echo Dotではスマホアプリから各種設定が必要だったが、Echo Show5は本体ディスプレイを使って無線LANなどの入力ができるので、初期設定はとても簡単だ。

 無線LANにつないで、アカウントやパスワードを入力するだけですぐにAmazon Musicが楽しめる。先述したように音質改善も図っているとのことで、確かにEcho Dotよりもヴォーカルが太く、ドラムの響きにも力感がでてくる。

 ちなみに音の出口(開口部)が画面下側に設けられていることもあり、置き場所によってはテーブルの天板等が共振して低音過多に聞こえる可能性もある。今回もキャンプ用のテーブルと、一枚板のリビングテーブルの2ヵ所で聴き比べてみたが、リビングテーブルに載せた方が音のキレはよかった。

 またせっかくのEcho Show5なので、Amazon VideoやNHKニュースを再生してみたが、どちらもすんなり再生できていた。5.5インチなので映画視聴は厳しいが、ニュースの映像や音楽作品をBGV的に流しておくのにはぴったりだろう。

 時計表示のカスタマイズも可能で、スマホアプリからお気に入りの写真データをアップロードすると、それがディスプレイに表示される。これを背景にしてデジタル表示や時計の文字盤風表示を選んでいくだけでOKだ。

 Echo Show5のスマートホーム機能やEcho Linkと組み合わせてどんな活用ができるのかについては、改めて紹介したい。