Skullcandy Japanから、完全ワイヤレスイヤホンの新製品「Indy」ほか、ワイヤレスイヤホン「Ink’d+Wireless」「Jib+」「Jib+Active」、そして有線イヤホン「Ink’d+」の、合計5モデルが6月28日に発売される。それぞれの価格は下記の通り。
Indy ¥9,980(税別)
Ink’d+Wireless ¥5,540(税別)
Jib+ ¥2,760(税別)
Jib+Active ¥3,980(税別)
Ink’d+ ¥1,780(税別)
ここではIndyをメインに紹介していきたい。本モデルは、左右のハウジングが分離した、いわゆる完全ワイヤレスイヤホンであり、同社としては今春登場の「Push」に続く第2弾となる製品。しかし、形状はPushからは一転、Bluetoothレシーバーのようなデザインを採用しており、ハウジングから下に伸びる柄の部分にはアンテナを内蔵し、そこがバランサーのような働きをするようで、装着感も高くなっている。なお、左右の通信は顎の下を通して行なうそうで、結果、安定した接続が可能だとしている。
また、ハウジングの外側には静電式のタッチセンサーが搭載されていて、再生や音量などのコントロールが耳元で行なえるのも便利だろう。
本体は防塵・防水対応のIP55の仕様で、再生時間は本体で連続約4時間。収納ケースは充電機能も備えており、それを併用すれば(約3回の満充電が可能)最長で約16時間の長時間のリスニングが楽しめる。
短時間ながら試聴ができたのでその印象を記すと、コーデックはSBCながら、帯域のバランスはよく、中でも高域には響きの余韻の中に煌めき感があり、スペック上伸びてはいないと思われるが、特段詰まった風でもなく、素直な音色、といった印象だった。
Indyの主な仕様
Bluetooth ver:5.0
ドライバー:6mm
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
対応コーデック:SBC
バッテリー持続時間:約4時間(本体、連続再生)、約16時間(充電ケース併用、本体満充電+3回の充電を行なった時間の合計)
質量:10.5g(本体、1個)
Ink’d+Wirelessは、2016年登場のワイヤレスイヤホン「Ink’d Wireless」のリニューアル版。いわゆるネックハンガーにイヤホンが付いた製品で、本モデルでは、搭載ドライバー、ハウジング、イコライザーなどを大幅に刷新し、音質向上を図っているのが特徴となる。バッテリーの持続時間は同じ8時間だが、本モデルでは急速充電に対応し、10分の充電でおよそ2時間の使用が可能となる。カラーリングは5色展開。
Ink’d+Wirelessの主な仕様
Bluetooth ver:5.0
ドライバー:10mm
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
対応コーデック:SBC
バッテリー持続時間:約8時間(連続再生)
質量:23.5g
Ink’d+は、先述Ink’d+Wirelessの有線版という位置づけ。Ink’d+Wireless同様に各種リファインが行なわれているという。プラグは3.5㎜ステレオミニで、カラーリングはブラック、レッド、ブルー、オリーブ、ピンク、パープル、グリーンの7色展開。
Ink’d+の主な仕様
ドライバー:10mm
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
質量:11.52g
Jib+は、ネックタイプのワイヤレスイヤホン。「Jib Wireless」の後継機という位置づけで、本体カラーはJib Wirelessのツートンカラーに対し、ハウジング、ケーブルすべてが同色で仕立てられており、ファッション性も増した印象。本体は生活防水に対応し、スポーツフィンも同梱しているので、アクティブなシーンでも活躍しそうだ。
Jib+の主な仕様
Bluetooth ver:5.0
ドライバー:9mm
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
対応コーデック:SBC
バッテリー持続時間:約6時間(連続再生)
質量:17g
Jib+ Activeは、その名の通りJib+をよりハードな使用に耐えるようデザインしたネックタイプのワイヤレスイヤホン。Jib+よりも強固にイヤホンを固定できる専用のフィンが付属しており、IPX4等級の防水性能と合わせ、よりスポーツやトレーニングなど、よりアクティブな用途での使用を想定したモデルとなる。ドライバー口径は9mm→6mmへと変更されているが、そのサウンドは高域やボーカルに重心のある再現性を持つ。
Jib+ Activeの主な仕様
Bluetooth ver:5.0
ドライバー:6mm
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
対応コーデック:SBC
バッテリー持続時間:約8時間(連続再生)
質量:15.2g