オーディオユニオンとステレオサウンドでイベント開催をお知らせしました!

オーディオユニオン全店のイベント情報はこちら
www.audiounion.jp

関東近県に店舗を展開するオーディオユニオン全店が、同時にイベントを繰り広げるという「audio union day」 さる6月9日(日)、そのvol.8が開催され、ステレオサウンドが「PLAY RECORD!!〜ようこそ、深くて楽しいレコード沼へ」という試聴会を実施した。今回は、タイトルの通りレコードがテーマなので、再生するソフトはすべてアナログ盤。ステレオサウンドの試聴会で、SACDやCDをかけない、というのはあまりない試み。そのため、いつもとはちょっと違う趣向で開催することとなった。

試聴システムリスト その1

試聴システムリスト その2

今回の主役のひとつ。N2 Factoryのアルミキャビネット TT-10。コンパクトさとデザインがうまく溶け合っていると、好評だった。写真はテクニクスの SP-10IIとSMEのトーンアームを搭載した使用例

N2 Factory TT-10 ¥162,000(税込)の詳細はこちら
www.stereosound-store.jp

そして来場者の熱い視線を集めていた、IKEDA SOUND LABS.の新型トーンアーム IT=407SS。ほとんどの構成部品がステンレスで製作されている。価格は¥1,250,000(本体)!

【取扱い】 株式会社カジハラ・ラボ
www.kaji-lab.co.jp

主な試聴機器は写真の通りだが、今回は特別にN2 factoryが開発したテクニクスのダイレクトドライブ方式のターンテーブルSP-10シリーズ用アルミキャビネットを持ち込み、これを使ってステレオサウンド制作のアナログ盤をたっぷりとお聴きいただこうというわけだ。
そしてもうひとつのビッグニュースが、真のダイナミックバランストーンアームの魅力を追求している、イケダサウンドラボの新型トーンアーム IT=407SSが組み合された点。この407SSは、アナログオーディオフェアなどでも話題となったハイエンドモデルで、アームパイプ部分だけでなく、ベースやウェイトなど、構成部品のほとんどがステンレスで作られているという驚きの新製品。N2 FactoryのTT-10のアームベースにしっかりと取り付けられた407SSの姿は、とても美しく、眺めているだけで出てくる音の素晴らしさを想起させてくれるものだった。

オーディオユニオンお茶の水店にセットされた試聴システムの全貌

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1階店舗奥が会場。写真ではわからないが、店の入口側までたくさんのお客様であふれた

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今回のイベントは15時からスタートする予定だったが、なんと開始30分前からお客様が来場して席を確保するほどの人気ぶり。したがって開演時にはすでに満席。さらに試聴会半ばには、追加で座席を用意しなければならないほどの大入り満員となった。
試聴プログラムは、今、ステレオサウンドストアで一番人気の2作品、「ステレオサウンド リファレンス・レコード Vol.1(選曲・構成 菅野沖彦)」と「Cinema Songs / 薬師丸ひろ子」でスタート。続く「廃番コーナー」を挟んで、「人気の定番作品コーナー」へと進んだ。そのなかで、来場者のみなさんの興味をとくに引いたのが、「ever / off course」と「石川さゆりベスト」 前者については、今まで聴いてきた音とは別物だね!と、後者については、歌い方に凄みと気迫が感じらます! とアンケートを通じて感嘆の声が寄せられていた。ことに石川さゆりベストの評価は高く、再生が終ると、客席からは拍手が沸き起こるほどだった。

店舗レジ前に設置された販売コーナー。それぞれに気になるレコードを品定め。この日の一番人気は「Cinema Songs / 薬師丸ひろ子」

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プログラム終了後、TT-10や、IT=407SSの詳細を訪ねるお客様が、ひっきりなしに開発者を質問攻めに!

N2 factory TT-10の詳細はこちら
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あいにくのお天気となった日曜日だったが、それが功を奏したのか、たくさんのオーディオ愛好家に囲まれ、とても濃密で幸せいっぱいの90分をみなさんと過ごすことができた。次回、またお声をかけていただくのが、今からとても楽しみだ。