オーディオテクニカから、テレビの音を離れたところでもはっきりと聞けるワイヤレススピーカーシステム「AT-SP767XTV」が6月14日に発売される。価格はオープン。
ワイヤレススピーカーシステム「AT-SP767XTV」
本体はべース部分とスピーカー部分の２ピース構成。写真のように分離する
AT-SP767XTVは、テレビの音を聞きやすくするサウンドアシストスピーカーシリーズの最新モデルで、人の声を強調する「SRS Dialog Clarity技術」を使った「はっきり音」によって（モードは2種類あり）、より聞きやすい音声を楽しめる便利な製品。
本体は、テレビからの音声を入力するベース部分（充電器も兼ねる）と、ラジオ形状のスピーカー部分の2ピース構成で、使わない時はドッキングさせてコンパクトに収納できる。使う時にスピーカー部分を取り外して手元に置けば、2.4GHz帯のワイヤレス送信によって、テレビの音を近くで、はっきりと聞くことができる。
搭載するユニットは52㎜径であり、人の声の帯域（中高域）の再現に留意したチューニングが行なわれているのもポイントだ。
ワイヤレス接続も最大30mまで届くので、一般的な家庭であれば、あちこちに持ち運んでも、充分にテレビの音声を楽しむことができるだろう。内蔵バッテリーは最大約16時間の使用が可能で、ベース部分にドッキングさせることで、充電も行なえる仕様だ。
なお、ベース部分にはアナログ音声入力（両端：3.5㎜ステレオミニ）に加え、新たにデジタル音声入力（両端：角形光プラグ）も装備しているので、さまざまなテレビからの入力に対応できるだろう。アナログ、デジタル両ケーブルが付属する。
なお、スピーカー部はキッチンでの使用にも便利なIPX2相当の防滴仕様。電源切り忘れ防止機能も装備する。
寸法は
スピーカー部 W196×H128×D84㎜、約630g
ベース部 W180×H36×D77㎜、約130g