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【技研公開2019リポート】まとめ
4K8Kをベースにした、次の放送スタイルが見えてきた

【技研公開2019 リポート】 2040年代の映像サービス「ダイバースビジョン」を実現するための各種技術を一堂に展示 - Stereo Sound ONLINE

NHK放送技術研究所(通称技研)は、最新の研究成果を発表する毎年恒例の展示会「技研公開2019」を5月30日(木)より、砧のNHK放送技術研究所で一般公開する。それに先立つ5月28日にはプレス向けの内覧会が開かれ、今年のテーマや、展示内容、みどころ紹介が行なわれた。
 冒頭、NHK研究所所長の三谷公三氏より、今年度のテーマとなる「ワクからはみ出せ、未来のメディア」が紹介され、展示内容として24項目の研究成果一覧が発表された。曰く、8Kスーパーハイビジョンは昨年末より本放送が開始されており、...

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【技研公開2019リポート】 8Kカメラをワイヤレスで運用できるエンコード&送信装置を初展示 - Stereo Sound ONLINE

6 フルスペック8Kライブ制作伝送実験
▲8K/120p表示に対応したシート型有機ELディスプレイ
厚みというか薄さは約1mm
 ブース6はかなり広い敷地を使って伝送実験を行なう機器類を展示していたが、最終的にその映像が家庭に送られてきた時の展示がこちら。NHKとLGディスプレイ、アストロの3社が共同で開発した88インチの有機ELディスプレイ。キモは120Hz(p)表示が可能になったこと
6 フルスペック8Kライブ制作伝送実験
▲70インチの8Kディスプレイと、トランスオーラル再生による音...

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【技研公開2019リポート】フルスペック8K信号のライブ伝送を実現。そこにはどんな工夫が隠されているのか - Stereo Sound ONLINE

いよいよ明日から、NHK放送技術研究所の「技研公開2019」一般公開がスタートする。今年は「ワクからはみ出せ、未来のメディア」をテーマに、4K8Kといったこれまでの技術をベースにした新しいメディアのあり方を提案していく内容となっている。
 会場リポート第一弾は昨日お届けしたので、今回はそれらの新提案にまつわる技術的な側面についても紹介しておきたい。
8K120Hz符号化装置・復号装置
8K/120p対応のエンコーダーシステム。左上側に4K/60pエンコーダーがずらりと並ぶ
 既にリポートし...

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【技研公開2019リポート】将来は地デジでも8K映像が伝送できる? 次世代映像符号化方式VVCの研究も進んでいた - Stereo Sound ONLINE

次世代映像符号化方式VVC
 新4K8K衛星放送で使われている映像圧縮(符号化)コーデックのHEVC(High Efficiency Video Coding)。今回の技研公開ではそんなHEVCの次のコーデックとして、VVC(Versatile Video Coding)に関連した展示も行なわれていた。
 VCCは国際標準化団体のMPEGとITU-Tが合同で2020年7月を目標に標準化を進めている技術であり、HEVCに比べて30〜50%の効率アップが期待されている。より柔軟なブロック分割や...

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【技研公開2019リポート】もっと明るい8Kカメラや、超大容量ホログラムメモリーに関連した展示も。技研ならではの要素研究はやはり面白い - Stereo Sound ONLINE

次世代映像デバイス技術
同じ撮像デバイスを使い、電圧をかけた場合(左)と何もしない場合(右)で、受光した素子からどれくらいの信号を取り出せるかを比較していた。左は右に比べて10倍近い出力を得ている
 8Kという高精細な映像を撮影するカメラには、画素密度が細かく、かつ光の感度も高いという難しい要素を兼ね備えたデバイスが必要とされる。撮像パネルのサイズが同じ場合、解像度が増えると画素ひとつひとつは小さくなっていくわけで、それだけ感度は下がってしまう。技研公開では、そんなジレンマを解消する技術も...

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