6 フルスペック8Kライブ制作伝送実験

▲8K/120p表示に対応したシート型有機ELディスプレイ

厚みというか薄さは約1mm

 ブース6はかなり広い敷地を使って伝送実験を行なう機器類を展示していたが、最終的にその映像が家庭に送られてきた時の展示がこちら。NHKとLGディスプレイ、アストロの3社が共同で開発した88インチの有機ELディスプレイ。キモは120Hz(p)表示が可能になったこと

6 フルスペック8Kライブ制作伝送実験

▲70インチの8Kディスプレイと、トランスオーラル再生による音響システムを組み合わせて展示

▲ディスプレイの上下にはサウンドバータイプのスピーカーを設置。一ユニットあたり25個のスピーカーを内蔵する

▲プロセッサーの背面。22.2chの入力はHDMI3本(左端)。スピーカー(サウンドバー)への出力はXLRのようなLAN端子。0.2ch用のウーファーにはなじみのあるRCA2本を装備

 ブース6の敷地の最後は、家庭での22.2ch音声の楽しみ方の提案。昨年は、サウンドバー状のスピーカー(2本)と大きなウーファーという3ピース構成だったが、今年はウーファーをテレビ台に収納。台の左右に配置する2ボックス仕様としている。中央にはサウンドプロセッサーを収めている。

12 スーパーハイビジョンワイヤレスカメラ

▲スタジアムなどのフィールドで活躍しそうな、8Kカメラのワイヤレスシステム

 8Kカメラをワイヤレスで使うための機材をひとまとめにしたシステム。戦時の通信兵のような機材だが、そこにはカメラからの映像を圧縮するエンコーダー(4K用が4台)、多重化ユニット、そして送信機という構成となる。バッテリーがたくさん付いているが、これで約2時間の駆動が可能という