ハーマンインターナショナルから、JBLブランドの新製品「STUDIO(スタジオ)6」シリーズが発表された。発売は6月上旬(センタースピーカーのSTUDIO 625 CとサブウーファーSTUDIO 660 Pは夏頃)の予定だ。

「STUDIO6」シリーズのラインナップ

STUDIO 698 ¥200,000(ペア、税別)
STUDIO 680 ¥140,000(ペア、税別)
STUDIO 630 ¥90,000(ペア、税別)
STUDIO 620 ¥70,000(ペア、税別)
STUDIO 625 C ¥50,000(1本、税別)
STUDIO 660 P ¥120,000(税別)

 JBL伝統のコンプレッションドライバー&ホーン技術を採用し、ピュアオーディオもホームシアターも本格サウンドで楽しむことができるシリーズとなっている。ウーファーユニットは、軽さと剛性を両立したPolyPlasコーン型ウーファーで、独自のSFG磁気回路と組み合わせて、小音量時から大音量時まで、歪みの少ないクリア−な中低域再生を実現する。

 また、継ぎ目の無いラウンドエッジ構造のキャビネットは、ユニットの性能を最大限に引き出すよう音響工学に基づき設計。ホームエンターテイメント用スピーカーに求められる音響性能と、ファニチャーライクなデザイン性を両立したという。

 先述の通りフロアー型からセンタースピーカー、サブウーファーまでラインナップしているのでサラウンド再生の入門層にもぴったりのラインナップになりそうだ。

STUDIO 6シリーズの特長
●Teonexダイアフラム採用コンプレッションドライバーを搭載
●JBL Professional開発の定指向性ホーンデザイン
●PolyPlasコーン型ウーファー搭載
●最適化されたキャビネットとポートデザイン
●バイワイヤリング接続対応(STUDIO 698、STUDIO 690のみ)
●マルチチャンネル再生時にも威力を発揮するシステム構成

STUDIO 6シリーズの主なスペック

STUDIO 698
●形式:3ウェイ4スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:200mmコーン型ウーファー×2、150mmコーン型ミッドレンジ、25mmコンプレッションドライバー+ホーン
●インピーダンス:6Ω
●出力音圧レベル:90dB/2.83V/1m
●再生周波数帯域:36Hz〜40kHz
●クロスオーバー周波数:320Hz/1.8kHz
●寸法/質量:W300×H1,058×D400mm/35.8kg

STUDIO 680
●形式:2.5ウェイ3スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:165mmコーン型ウーファー×2、25mmコンプレッションドライバー+ホーン
●インピーダンス:6Ω
●出力音圧レベル:88dB/2.83V/1m
●再生周波数帯域:38Hz〜40kHz
●クロスオーバー周波数:600Hz/1.8kHz
●寸法/質量:W230×H1,005×D300mm/22.6kg

STUDIO 630
●形式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:165mmコーン型ウーファー、25mmコンプレッションドライバー+ホーン
●インピーダンス:6Ω
●出力音圧レベル:85dB/2.83V/1m
●再生周波数帯域:45Hz〜40kHz
●クロスオーバー周波数:1.9kHz
●寸法/質量:W230×H372×D280mm/9.0kg

STUDIO 620
●形式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:133mmコーン型ウーファー、25mmコンプレッションドライバー+ホーン
●インピーダンス:6Ω
●出力音圧レベル:84dB/2.83V/1m
●再生周波数帯域:50Hz〜40kHz
●クロスオーバー周波数:2.3kHz
●寸法/質量:W190×H312×D240mm/6.9kg

STUDIO 625 C
●形式:2ウェイ3スピーカー、密閉型
●使用ユニット:133mmコーン型ウーファー×2、25mmコンプレッションドライバー+ホーン
●インピーダンス:6Ω
●出力音圧レベル:85dB/2.83V/1m
●再生周波数帯域:64Hz〜40kHz
●クロスオーバー周波数:1.7kHz
●寸法/質量:W440×H190×D190mm/8.6kg

STUDIO 660 P
●形式:アンプ内蔵アクティブ型
●使用ユニット:300mmコーン型ウーファー
●内蔵アンプ出力:500W (RMS)/1,000W (Dynamic)
●再生周波数帯域:28Hz〜150Hz(-24dB/oct)、連続可変
●接続端子:RCA入力×1
●寸法/質量:W420×H470×D435mm/25.1kg