来たる6月1日(土)と2日(日)の2日間、仙台のオーディオショップ「のだや 仙台店」主催のビッグイベント「オーディオ&ホームシアターフェア in 夢メッセみやぎ」が開催される。今年は、ブランド毎にシステムアップされたオーディオシステム試聴ができるだけでなく、たくさんのプレミアムイベントが組まれているのが特徴。だから、いつもにも増して楽しみな、そして忙しい2日間になりそうだ。では、その概要をご紹介しよう。

EVENT DATA
●開催日:2019年6月1日(土)〜2019年6月2日(日)
●開催時間:10:00〜17:00(両日とも)
●会場:夢メッセみやぎ 西館ホール 2階特設会場
〒983-0001 宮城県仙台市宮城野区港3丁目1-7
●入場:無料
●お電話によるお問合せ TEL:022-725-5193
株式会社のだや 仙台店
〒981-3112 宮城県仙台市泉区八乙女1-3-10
●オーディオ&ホームシアター のだやのホームページ
http://www.audio-nodaya.com/

まず、SPECのブースで開催されるオーディオ評論家 石原俊先生による特別試聴会から。その内容は、理想の高域再現性の追求から生れたハイブリッド・ツイーターの採用をはじめ、自然な音楽再生のために投入された独自のテクノロジーが光るYGアコースティックスのSonja 2.2と、SPECのD級アナログアンプRPA-MG1を組み合せ、最高の音楽体験を提供しようというもの。RPA-MG1は海外での評価が高く、ポーランドのオーディオ雑誌High Fidelityからは、最高栄誉とされるGOLD Fingerprintを授与されているほど。この特別なオーディオ製品の組合せが、石原先生のもとで一体どんな音楽を楽しませてくれるのか、今からとても楽しみだ。

そして、ステレオサウンドも特別に時間をいただいて、昨年以降、続々とリリースしている音楽ソフトをじっくりとお楽しみいただく予定になっている。菅野沖彦先生選曲・構成の「ステレオサウンド リファレンス・レコード Vol.1」(アナログ盤)や、3月末に発売された「Cinema Songs / 薬師丸ひろ子」、そして5月24日発売予定の「テレサ・テン(中国語歌唱)」(SACDシングルレイヤー)など、現在、当日の試聴プログラムを練りに練っている最中だ。試聴機器には、エソテリックカンパニー様の多大なるご協力をいただき、フルGrandiosoシステムを使わせていただくことが決定。さらに組み合せるスピーカーはAvantgarde UNO XD FINO EDITIONという贅沢さ。アナログレコードは、ターンテーブルシステムとしてReed Muse 3Cが 、そしてカートリッジにはVan den hul のVDH COLIBRI MS XGWなどが準備される。もし、ここでお聴きいただいたソフトが気に入れば、会場1階受付そばのステレオサウンドソフト販売コーナーでお買い求めいただけるので、そちらにもぜひお立ち寄りいただきたい。

B&Wのスピーカーに興味のある方は、澤田龍一氏による解説とデモが聞き逃せないだろう。ここで使われるスピーカーは、格別な美しさを備え、シリーズの人気をますます加熱させる勢いの802D3 Prestige Editionだ。また同ブースでは、CHORDのDAVEとblu mk2によるデジタルソース再生、オルトフォンのカートリッジとアコースティックソリッドのターンテーブルの組み合せたシステムによるアナログレコード再生のプレゼンテーションが、各ブランドの専門スタッフにり行われる予定とのこと。いずれもとても興味深い構成のオーディオシステムなので、ぜひそのパフォーマンスを体験してほしい。

それからもうひとつ、テクニクスのスペシャルブースも見逃すことはできないだろう。そこでは、リリースされたばかりのSL-1200MK7を使って、両日それぞれふたりずつ、合計4人の人気DJがレコードプレイを披露してくれるという。純粋なリスニングオーディオだけでなくDJによるショウタイムに参加できるなんて、他のイベントではなかなか経験できない。そして、テクニクスのリファレンスターンテーブルシステムSL-1000Rの試聴会も予定されている。使われるカートリッジはオルトフォンの人気モデル。定番中の定番組合せが聴かせてくれる音に想いを馳せながら、開催までの10日間を過ごしていただきたい。

そのほかにも、ここでは紹介しきれないほど、いろいろな企画、特価販売、中古レコード&オーディオアクセサリーのセールなどが待っている。「オーディオ&ホームシアターフェア in 夢メッセみやぎ」 この仙台きってのビッグイベントに参加しない手はなさそうだ。