ソニーから、耳を塞がないオープンイヤースタイルのBluetoothイヤホン「SBH82D」が6月8日に発売される。価格はオープンで想定市場価格は¥10,000前後。

ソニーのBluetoothイヤホン「SBH82D」。ブラック、ブルー、グレー(写真)の3色をラインナップ

 SBH82Dは、既発売の有線イヤホン「STH40D」をワイヤレス化した製品。耳を塞がない、耳掛けスタイル(=ながら聴き)という利点を活かしつつ、現在ではワイヤレスイヤホン/ヘッドホン市場の、台数ベースで50%を占めるというワイヤレス機構を取り入れることで、ユーザーの利便性を高めてくれる仕様にまとめたモデル。左右のハウジングがつながったネックタイプとなる。

ハウジング部分は現行「STH40D」と同等ながら、低音の量感を増すチューニングが行なわれているという

 いわゆる耳掛け式のイヤホン部分は、現行STH40Dと共用ながら、本モデルのための専用チューニングを施しているという。そのひとつ目が低域の量感アップ。オープンタイプで不足しがちな低域を、より感じられるような調整を行なっているそうだ。

 ケーブルの右側にはNFC、および電源ボタンを、左側には3ボタン(音量調節、再生/停止、曲送りなど)を装備し、AIアシスタントの起動にも対応する。

「-」ボタンの長押しでAIアシスタントを起動できる

 内蔵バッテリーの持続時間は約7.5時間で、軽量な本体と合わせ、一日中使える仕様となっている。なお、対応コーデックはSBC、AACとなる。

SBH82Dの主な仕様
型式:オープンエアータイプ
ドライバー:ダイナミック型、口径13.6㎜
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
充電時間:約2時間
連続再生時間:約7.5時間
対応コーデック:SBC、AAC
質量:約25.5g