AET(エーイーティー)は、高純度金メッキを採用したスピーカープラグ「EVO-SHG」を、4月26日から発売する。定価は¥3,600(4個セット、六角レンチ付属、税別)だ。

 新製品EVO-SHGは幅7mm × 長さ23.5mmで、先端径は2.6mm。適合ケーブルは直径4.5mm(14sq)までとなる。その他の特徴は以下の通りだ。

●スピーカーターミナル専用の棒端子
 棒端子にはその形状がもたらす「ソリッドな音」が持ち味となる。これは電流が導体の表面部分を流れやすい事も主因となるが、加えて形状に切れ込みがない点と他の端子と比べて表面積が大きいことにより、力強い音が実現される。

 またEVO-SHGは特殊な工具を用いなくても加工出来るようにネジ締めタイプの棒端子を開発。容易にケーブルの性能を引き出す事ができるそうだ。

●円筒構造を応用し偏心加工を施した端子
 円筒構造を応用して表面積を拡大し。また開口部の偏心加工はネジ軸を確実にホールドし、接着圧が強く、ヘタることのない特殊な接点はケーブルとの確実な接合を実現する。

●設置面積確保のために特別に製造されたねじ
 接合に使用するネジは、専用に設計された工業用ステンレスを焼き入れ加工し たオリジナル品を使用。先端部を平坦にすることで、万力状にケーブルと接着させ、接着面積が増えることで確実な信号電送を実現した。

●国産の電子工業用の貴金属をコーティング
 表面処理には一般品と比べ貴金属の含有量が数倍高い電子工業用硬質金をコーティングし導電性を高めた。またすべて国内で精錬、生産、加工している。