5人組のダンス&ボーカルグループ・Lily of the valleyが3月10日、AKIBAカルチャーズ劇場で開催された@JAMの月対バン一ライブ「@JAM Party vol.36」に出演。1部、2部を通して圧倒的なパフォーマンスを披露し、集まったオーディエンスらを熱狂の渦に巻き込んだ。ここでは2部の模様を紹介したい。

 2部の出演は17:30、2番手だ。恒例(?)のマーチングバンドのようなオーバーチュアーに乗って一人ずつ登場し、オープニングナンバーの「自分の答え」から、バッキバキのダンスを披露。先月のminiTIFでは、客席後方からの撮影だったが、今回は目の前で圧倒的なステージングが構築されており、メンバーそれぞれが持てる身体能力を存分に駆使して、見事なダンス・フォーメーションを作り上げているのが分かる(まるで愛理が5人いるよう・笑)。近くで見ても、遠くから見ても、そのすごさを感じさせてくれるのは、それだけ彼女たちのレベルが高いということの証左なのだろう。

 続いては、ピアノのイントロが美しい「エールの言葉」で会場の一体感を高め、少しコミカル印象も受ける「フィルム」で和ませてくれたあとは、“2部も行くぞー”の掛け声のもとロック調の「シリウスなキミ」で会場を爆発させ、ラストはさらにBPMをアップさせつつも、澄んだメロディの「鈴の音」でオーディエンスの心に花を咲かせて終了だ。

 なお、彼女たちは5月1日に、渋谷DUOでセカンドワンマンを開催予定という。要チェックだろう。