パナソニックから、Bluetoothヘッドホン「RP-HD300B」と、同じくBluetoothイヤホンの「RP-HTX20B」が発売された。どちらもオープン価格で、4月19日の発売予定だ。

Bluetoothヘッドホン「RP-HD300B」

 RP-HD300Bは、低遅延コーデックのクアルコムaptX LL(Low Latency)に対応している点が一番の特長だ。

 最近は、スマートフォンでテレビや動画、ゲームを楽しむ人が増えているが、Bluetooth接続では音の遅延が避けられず、不満を持っているユーザーも多いようだ。パナソニックでは、音の遅延が少ないコーデックであるaptX LLを採用することでその不満を解消した。

 音質面では解像感、明瞭感に優れた40mm HDドライバーを採用し、低域から高域までバランスのいい豊かな響きを再現している。さらに、迫力の低音でダイナミックに楽しむBass Enhancerモードと、ヴォーカルやセリフを聞きやすく再現するClear Voiceモード、バランス優先のOFFモードの3種類も準備し、耳元のサラウンドモードボタンで手軽に切り替えられるようにしている。

 同社では、当社はRP-HD300Bをアウトドア、インドアの両方で使ってもらい、快適に音楽を楽しめるミュージックライフを提案していきたいとしている。カラリングはマリンブルー、ブラック、マルーンブラウンの3色を準備する。

Bluetoothイヤホン「RP-HTX20B」4色を揃える

 一方の「RP-HTX20B」は、Bluetooth対応のお洒落なイヤホンとなる。耳にしっかりフィットするダブルホールド形状により、着けやすく外れにくい装着感を実現した。

 BluetoothのコーデックはSBCとAACに対応した他、直径9 mmのドライバーユニットの採用、筐体の音響設計の最適化によりクリアーな中高域からビートのきいた低音まで再生可能で、様々な音楽を楽しめるだろう。

 デザインはワイヤレスヘッドホン「RP-HTX80B」で好評のワントーンデザインを採用。服装に合わせやすいマットな質感で、身に着けることが楽しくなるよう配慮している。ファブリックケーブルーは絡みにくく、快適に使えるはずだ。

 本体カラーはキャメルベージュ、マットブラック、クールグレー、バーガンディレッドの4色をラインナップしている。

「RP-HD300B」の主なスペック

●型式:ワイヤレスステレオヘッドホン
●使用ユニット:直径40mm
●Bluetoothコーデック:SBC、AAC、aptX、aptX LL
●通信距離:最長約10m
●連続再生時間:約24時間(SBC)
●質量:約218g(コード除く)

「RP-HTX20B」の主なスペック

●型式:ワイヤレスイヤホン
●使用ユニット:直径9mm
●Bluetoothコーデック:SBC、AAC
●通信距離:最長約10m
●連続再生時間:約8時間30分(SBC)
●質量:約18g