LGエレクトロニクス・ジャパンは、ノートパソコン「LG gram」の2019年春モデルとして、4シリーズ全11製品を発表した。発売は2月15日より順次行なう。内訳は下記の通りだ。

ノートパソコン「LG gram」の2019年春モデル一覧

13.3インチ
13Z990(GA55J:ホワイト/GA56:ダークシルバー) オープン価格 市場想定価格¥146,880前後
13Z990(VA76J:ダークシルバー) オープン価格 市場想定価格¥178,880前後

14インチ
14Z990(GA55J:ホワイト/GA56J:ダークシルバー) オープン価格 市場想定価格¥152,880前後
14Z990(VA76J:ダークシルバー) オープン価格 市場想定価格¥184,880前後

15.6インチ(ダークシルバー)
15Z990(GA56J) オープン価格 市場想定価格¥162,880前後
15Z990(VA76J) オープン価格 市場想定価格¥194,880前後
15Z990(HA7TJ) オープン価格 市場想定価格¥204,880前後

17インチ(ダークシルバー)
17Z990(VA56J) オープン価格 市場想定価格¥184,880前後
17Z990(VA76J) オープン価格 市場想定価格¥215,880前後

 今回は、従来の13、14、15インチに、新たに17インチをラインナップに追加したのが特徴だ。LGエレクトロニクスでは、デスクトップサイズの画面のノートを持ち運ぶという意味を込めて、「モバイルデスクトップ」というキーワードで17インチを訴求していくという。

13~17インチを重ねたところ

 その17インチモデルのモニターは、IPS仕様のWQXGA(2660×1600ドット)であり、アスペクト比16:10の比率によって、従来よりも大きく、天地方向に拡大した画面――広い作業スペースが取れる――によって、作業効率の向上も見込める、としている。

 バッテリーは従来機同様に、カーボンナノファイバーを用いることで、72Whの大容量を実現。13インチモデルで最長28時間、17インチモデルで同22時間の使用を可能にしている。

内蔵バッテリーはカーボンナノファイバーを使うことで、72Whの容量を実現。17インチモデルでは最長22時間の使用が可能。購入後にメモリー、SSD容量のアップ(カスタマイズ)も可能

 同時に、ボディには軽く頑丈なマグネシウム合金を用いることで、軽量化も達成しており、13インチで約965g、17インチで約1340gというスペックを実現している。もちろん、軽いだけでなく、耐久性も考慮されており、アメリカの国防省制定のMIL規格に準拠した各種テストをクリアー。落下や砂塵、振動、低温・高温などの過酷な環境での使用にも高い信頼性を確保している。

 なお、LGエレクトロニクスでは、17インチモデルの軽さをギネスに申請。見事、17インチノートで世界最軽量であるという認定を取得している。

 その他、電源ボタン部に指紋認証機能を採用したことで、起動時などの操作がワンタッチで行なえるようになったこと、購入後のカスタマイズ(メモリー、SSD容量のアップ)が可能なことも特徴として挙げられるだろう。