その年のAVシーンを牽引した優秀製品を選定する「グランプリ」。年に一度のビッグイ ベントとして定着してきたこの催しは、今回で第34回を迎えた。このような長い間継続できたのも、読者のみなさま、および業界各位の厚い支持のおかげであ る。この場を借りて、心より御礼を申し上げたい。HiViグランプリの選考要領は次の通りとなる。

HiViグランプリの選考要領

選考委員会の構成

選考委員長:麻倉怜士、選考委員:潮晴男、小原由夫、高津修、藤原陽祐、山本浩司の6名、これに編集部を加えた人員で構成される。

対象製品

その年(今回であれば2018年)に発表されたオーディオビジュアル製品すべて。ただし、製品発売のタイミングにより、ノミネートが翌年に持ち越される場合もある。

選考会開催日と開催場所

HiViグランプリの選考会は毎年12月1日に小社会議室にて開催することにしているが、今年は同日に開始された「新4K8K衛星放送」取材を優先し、本選考会は12月4日に開催した。

選考方法

選考会に先立ち、各委員からグランプリ三賞および部門別候補をノミネートしてもらい、選出する対象を絞りこむ。そのノミネートリストを基に投票にて受賞製品を決定する。投票の結果、過半数を獲得した製品は基本的に当選確定とするが、1回目の投票で投票数トップの製品が過半数を獲得していない場合、もしくは過半数に達した製品が複数あった場合は、持ち点制とする、あるいは製品に重み付けをするなどの方法により決選投票を行ない、受賞製品を決定する。

選考順

特にたたえるべき製品を、グランプリ三賞として決定したのち、あらかじめ決められた製品ジャンル別にすぐれた製品を部門賞として選出、さらにAVシーンの発展に寄与した重要な提案に対して特別賞を授与する。

 

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