パナソニックのスマートヘッドホン「RP-HD610N」が登場。市場想定価格¥33,000前後(税別)で、2月22日に発売予定だ。

 RP-HD610Nは、既発売の「RP-HD600N」の上位モデルに位置する製品となる。Bluetoothを採用したワイヤレスヘッドホンで、コーデックはLADC、aptX HDにも対応する(LDAC接続で最大96kHz/24ビットの伝送が可能)。さらにハイレゾ音源の再生も可能なMLF(超多層フィルム)振動板を搭載している点など、基本的なスペックはHD600Nを継承している。

 新たな進化点は、Googleアシスタント機能を搭載し、ボタンを押しながら話しかけるだけで様々な情報を確認できることだろう。道案内やスケジュールの確認、リアルタイムの翻訳などはもちろん、「今日の天気は?」といった質問にもすぐに答えてくれる。これまではいちいちスマホを取り出して、画面で操作していたが、そんな煩わしさからも解放されるはずだ。

 また「panasonic Audio Connect」アプリとの連携が強化され、HD610Nを購入してからのペアリング、初期設定、各種設定などがより簡単にできるようになっている。アプリのホーム画面には本体のバッテリー残量や主要機能へのショートカットが準備されるなど、実使用時の使い方にも配慮されている。

 その他、ワンタッチで周囲の音が聞こえる「ボイススルー」機能やふたつの方式を組み合わせた「ハイブリッドノイズキャンセリング」(ノイズキャンセルモードは3種類)、低反発ウレタンフォームイヤーパッドなどはHD600Nから変更されていない。

 連続再生時間は24時間と、HD600Nから若干長くなった。15分充電で2時間再生可能な急速充電対応は継承。

 なお今回、RP-HD610Nの発売に合わせて、弟機RP-HD600Nの市場想定価格が変更される模様だ。気になる方はこちらもご確認いただきたい。