演劇カンパニーアリスインプロジェクトの最新舞台「悪魔inデッドリースクール」が今月16日より、コフレリオ新宿シアターで開幕となる。ここでは、悪魔側の使い魔・クロネコとして出演する増田悠那にインタビューした。
――出演おめでとうございます。役どころを紹介ください。
ありがとうございます。私は、雛形羽衣さん演じる悪魔に付き従うクロネコを演じます。同じ使い魔のカラス(蒼小比奈)と一緒に、マスコット的キャラとして、劇中ではチョコチョコしたかわいい感じを担っています。前作「クォンタムメモリーズ~」を見た方はびっくりするんじゃないかなって思います(笑)。自分でも、なんでこんなにかわいい役をやっているんだろうって驚いているぐらいなんですから。劇中では、コメディ部分を担っているので、思いきり楽しみつつ、皆を巻き込んでいきたいです。
――悪魔側の立ち位置なのに、コメディなんですね。
そうなんですよ。悪魔役の雛形さんはすごくぶっ飛んでいるし、その使い魔の二人は、動物のニックネームがついているように、ほんとうにチョコチョコしているんです。
――「クォンタム~」の時は、アクションの出来栄えに感銘を受けました。
ありがとうございます。自分でもびっくりしましたから! Wキャストだと思って油断していたら、登場シーンもアクションもかなりあって! でも本作ではアクションがどのぐらいあるのか、まだ分からないんです(6日の会見時)。もしかしたらアクションを封印した。雑魚キャラになるかもしれません(爆)。個人的には思いっきり暴れたいんですけどね。
――コメディ面はいかがですか?
実は苦手なんです。クォンタムで演じた翔は、自分に近いところもあって、思い入れも強かったし、いい評価もただけたので、大好きな役でしたけど、クロネコはそれとはガラッと変わっているので不安も大きくて……。ただ、雛形さんが引っ張っていってくれるので、新しい自分をお見せできるように、頑張りたいです。加えて、(コメディを演じている姿を)初めての方にも違和感なく見てもらえるように、クォンタムを知っている方にはギャップを感じてもらえるようなお芝居をしたいです。
――さて、今月末にはグループを卒業します。
はい、卒業後は女優として、本格的にお芝居の方面で頑張っていきます。今年は結果を出すことを目標にして、舞台の世界でも増田を知ってもらえるように、アクションがすごいと言ってもらえるように、女優として上へ登っていきます。頑張ります。
舞台「悪魔inデッドリースクール」
1月16日から20日まで、コフレリオ新宿シアターにて上演
<キャスト>
長谷川里桃、舞川みやこ、片平美那、雛形羽衣、着崎花梨、寺田真珠、高岡未来、佐伯香織、東城希明、弘島友加里、甘利花奈子、増田悠那、富岡志織、折笠衣緒、蒼小比奈、西谷有機、岸田麻佑