昨年12月21日に公開されたディズニーアニメ『シュガー・ラッシュ:オンライン』が人気だ。公開以来の週末動員ランキングで3週連続第1位を獲得、既に興行収入30億円を突破したという。

 本作は2012年に公開された『シュガー・ラッシュ』の続編で、アーケード・ゲームの世界で暮らす天才レーサーのヴァネロペと、ゲームの悪役だけど心優しいラルフのふたりが、レース・ゲーム<シュガー・ラッシュ>の危機を救うためにインターネットの世界で繰り広げる冒険を描いている。

(c)2018 Disney.All Rights Reserved.

 監督は、第1作の『シュガー・ラッシュ』や2016年公開の『ズートピア』を手がけたリッチ・アームと、その2作品の脚本を担当したフィル・ジョンストンが共同で務めている。また日本語吹き替えを山寺宏一(ラルフ)、諸星すみれ(ヴァネロペ)、菜々緒(シャンク)が担当していることも話題になっている。

 そして昨日(1月8日)、本作を上映中のTOHOシネマズ新宿 スクリーン4で、大ヒットを記念したイベントが開催された。そこで主人公に扮して登場したのが、チョコレートプラネットのふたりだ。

くす玉を割るも、垂れ幕は逆向きに

 (和泉元彌的な)ラルフの長田庄平氏と(IKKO風)ヴァネロペに扮した松尾駿氏が登場すると、客席からは大きな拍手が。実はふたりはこのキャラクターでYouTubeに動画をアップしており、またディズニー公式サイトでもRV(ラルフとヴァネロペ)兄弟なる動画が公開されているそうで、ファンにはそれらの映像も楽しんで欲しいと話していた。

 作品の感想を聞かれると、長田氏は「最高でした。1作目からのファンで、そちらは『ストリートファイターII』や『ソニック』など僕の世代のゲームキャラが出てきていたのが嬉しかった。2作目は現代のキャラクターや、ディズニープリンセスが出てくる点がいいですね」と語った。一方の松尾氏は、「色づかいや世界観がすばらしかった。プリンセスの表現もおもしろかったですね〜」と話してくれた。

 その後、御祝いのくす玉をふたりで割ったのだが、なんと中から出てきた垂れ幕が後ろ向き! このハプニングに、松尾ヴェネロペが「笑いの神様ありがとう〜」とお礼の雄叫びを上げて、会場の笑いを誘っていた。

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無事大ヒットのお祝いを