オンキヨー&パイオニアは、同社のユニバーサルUHDプレーヤー「UDP-LX800」と「UDP-LX500」の2モデルについて、最新規格「HDR10+」にアップデート対応すると発表した。対応のファームウェアは2019年春にリリース予定だ。

 従来UHDブルーレイに採用されていた「HDR10」では、ひとつのコンテンツに対して最大の輝度データを1種類記録していたのに対し、「HDR10+」ではシーンごと、またはフレームごとにコンテンツの最大輝度をメタ情報として記録する。これにより、シーンやフレーム単位で大輝度レベルが調整されるので、制作者の意図に忠実な映像を、家庭でも再現できることになる。

 今回のファームウェアアップデートにより、両モデルのユーザーは「HDR10+」の映像を楽しめるようになるわけだ。なお再生機器については、既にパナソニックが有機ELビエラのFZ1000/950や液晶ビエラFX800/780/750/600シリーズについてファームウェアを公開しており、今後も対応製品数は増えていく見込みだ。

 ファームウェアのリリース時期については、準備が整い次第同社ホームページで発表される。