ZMF headphonesから、オープンタイプのヘッドホンの新製品として「Verite」(ヴェリテ)と「Aeolus」(アイオロス)が、12月8日に発売される。価格は、Veriteが¥350,000(税別)、Aeolusは¥180,000(税別)となる。

 Veriteは、スピード感やダイナミックレンジの再現に重点をおいた開発が行なわれた製品で、それは名称でもあるVerite(“真実の”という意味)に込められているという。同社ではそうした特徴を兼ね備えたサウンドをヘッドホンンリスニングで実現するために、ベリリウムコーティング振動板を使ったドライバーや、マグネシウムを使った超軽量のシャーシを採用。また、ドライバーの搭載方法をアレンジすることで、ハウジング内の共鳴を生かして、スピーカーの箱鳴りを模したサウンドを奏でることに成功したという。

「Verite」(ヴェリテ)

Veriteの主な仕様
搭載ユニット:ベリリウムコーティングPENドライバー
周波数特性:10Hz~25kHz
インピーダンス:300Ω
感度:99dB/W
最大入力:250mW
質量:430g

 Aeolusは、ヘッドホンの外装を木製とした密閉型ヘッドホン「Atticus」(アティキャス)のオープンタイプモデル。材質にはアフリカ原産のサペリを用い、赤褐色の木材色を活かした仕上がりを見せている(「Aeolus Sapele」)。なお、Atticusのラインナップとしては、同社が常時ストックしている木材を使ったスタンダード品「Atticus STD Camphor」・¥180,000(税別)、季節に合わせた少量在庫を使った限定品「Atticus LTD Cocobolo」・¥200,000(税別)がある。

「Aeolus」(アイオロス)

Aeolus Sapeleの主な仕様
搭載ユニット:熱可塑性エラストマー
周波数特性:10Hz~25kHz
インピーダンス:300Ω
感度:99dB/W
最大入力:250mW
質量:445g