ESOTERIC(G602)

GrandiosoP1X(写真右)+GrandiosoD1X(写真左)

●製品ジャンル:SACDトランスポート+D/Aコンバーター
●ブランド名:ESOTERIC
●製品名:Grandioso P1X+Grandioso D1X
●価格:未定
●発売時期:2019年1月(予定)

 エソテリックのフラグシップであるセパレート型SACDプレーヤー・システム「Grandioso(グランディオーソ)」のP1(トランスポート)およびD1(モノーラルD/Aコンバーター)が発売から5年を経てついにモデルチェンジを行ない、X化されるという大ニュースが発表された。会場に展示されていたのは参考出品の段階ではあるものの、「Grandioso P1X」は、心臓部のメカエンジン「VRDS-NEO」が新設計されて「VRDS-ATLAS」へ進化とアナウンス。ドライブメカ全体のコンストラクションの強化とともに、低重心化を図ることにより、振動の対策などをより綿密に設計し直しているという。また、「Grandioso D1X」に関しては、D/A変換部に既存のDAC素子ではなく完全ディスクリート構成の自社設計DACを新開発して搭載するという。デジタル再生に対する同社のこだわりを徹底した内容となっているので是非チェックしてほしい。

リン(G603・604)

SELEKT DSM-S スタンダードDAC

●製品ジャンル:ネットワークプレーヤー
●ブランド名:LINN
●製品名: SELEKT DSM
●価格: SELEKT DSM-S スタンダードDAC     ¥680,000(税別)
    SELEKT DSM-SA スタンダードDAC+アンプ ¥880,000(税別)
    SELEKT DSM-K KATALYST DAC ¥900,000(税別)
    SELEKT DSM-KA KATALYST DAC+アンプ ¥1,100,000(税別)
●発売時期:2018年11月下旬発売(予定)

 スコットランド・リンの新しいネットワークプレーヤー「SELEKT DSM」シリーズは、「スタンダード」とプレミアムモデル「KATALYST」の2種類それぞれに、DACのみのライン出力モデル、DACとアンプ一体型モデルを用意する計4機種をラインナップ。ユニークなのは、内部仕様をセレクトできるモジュール構成で、購入後に「スタンダード」から「KATALYST」へのアップグレードも、ライン出力モデルからアンプを追加した一体型システムへの変更もできる(来年春よりサービス予定)。象徴的な美しいガラスダイヤルは、直にさわってボリュウムや曲送りなどの操作が行なえる。

ヤマハ(G605)

C-5000(写真右)+M-5000(写真左)

●製品ジャンル:プリアンプ+パワーアンプ
●ブランド名:YAMAHA
●製品名:C-5000+M-5000
●価格:¥900,000・税別(C-5000)、¥900,000・税別(M-5000)
●発売時期:2018年12月上旬(予定)

 圧倒的な音楽表現を実現するとともに、聴いていてハードウェアの存在が気にならなくなるような音を実現したい。そんな開発陣の想いから誕生した、ヤマハ待望のセパレートアンプ。プリアンプの「C-5000」には、同社プリメインではお馴染みの「フローティング&バランス」方式回路を全面的に採用することで、これまで表現したくても出来なかった低域の質感の向上を実現できたという。また、パワーアンプ「M-5000」に関しても、低域の表現力には特に注力した部分で、細かな部品の選定一つをとっても、一切の妥協はしなかったという。いち早くそのサウンドを体験できるチャンスだ。

PIEGA(G607)

Master Line Source 3

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:PIEGA
●製品名: Master Line Source 3
●予価:¥5,000,000(税別、ペア)
●発売時期:2018年12月上旬(予定)

 スイス・ピエガの最高峰シリーズ「Master Line Source」より、約2年ぶりとなる最新モデル「MLS3」が日本初お目見え。サイズ、価格ともに「MLS2」をダウンサイジングしたスリム型ながら、「MLS2」と同様、中高域を受け持つラインソースドライバーを4本のリボン型同軸ユニットをタテ方向に並べることで構成している。低音域の再生は、18センチのUHQD(ウルトラハイクォリティドライバー)のウーファー2基と、背面に搭載されたパッシブラジエーター2基が受け持つ。高さも165センチと、リビングに溶けこみやすい形状だ。