TAD(G401)

▲TAD-E1TX

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:TAD
●製品名:TAD-E1TX
●価格:¥2,200,000(ペア、税別)
●発売時期:2018年11月30日(予定)

 TADブースのお薦めは、11月下旬発売予定の「TAD-E1TX」だ。本機は9cmCST同軸ドライバーと16cmウーファーを2基搭載したトールボーイスピーカーで、人気モデル「TAD-CE1」や「TAD-ME1」の魅力を受け継ぎつつ、フロアー型ならではの帯域再現、自然な音の広がりの実現を目指して開発されたもの。実体感のある低域の再現は必聴と言える。期間中はそのあたりの魅力をしっかり楽しんでもらえるような試聴会を考えているとのことなので、ぜひともゆっくり腰を落ち着けて楽しんでいただきたい。

ソナス・ファベール(G402)

▲ELECTA AMATORⅢ

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:ソナス・ファベール
●製品名:Electa Amator Ⅲ ※参考出品
●価格:¥1,400,000前後(ペア、税別、専用スタンド付属)
●発売時期:2019年予定

 今回のショウにぎりぎり間に合ったのが、往年の人気モデル「Electa Amator」のオマージュでもある「Electa Amator Ⅲ」。現時点では詳細は不明だが、最新のオマージュ・トラディション・シリーズ等で採用されたトゥイーターやネットワークで培われた技術を盛り込みつつ、木と皮と石という以前から使い続けている素材をふんだんに活かした製品に仕上げられている。本体下部と付属の専用スタンドには大理石が使われるなど、贅沢な造りも特長だ。今のソナス・ファベールのサウンドを、伝統的なスタイルに詰め込んだ意欲的なモデル。

エステロン(G403)

▲“YB”Speaker system

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:エステロン
●製品名:“YB”Speaker system
●価格:¥1,900,000(ペア、税別)
●発売時期:2017年9月

 エステロンの「YB」は、昨年9月に発売され、弊社「HiVi」誌のベストバイでも高い支持を得ているスピーカーだ。同社はバルト海東部に面したバルト三国のひとつ、エストニア共和国で産声を上げたブランドで、YBはひじょうに美しいサウンドを奏で空間を音楽で満たすような再現性が魅力という。トゥイーターにはベリリウム振動板を採用、独得なフォルムのキャビネットには大理石パウダーなどの複合素材を鋳造した特殊製法によって構成されている。

パトス(G404)

▲Classic Remix

●製品ジャンル:プリメインアンプ
●ブランド名:パトス
●製品名:Classic Remix
●価格:¥480,000(税別)
●発売時期:2018年10月1日
※写真はオプションDACボード(¥100,000、税別)搭載モデル

 タイムロード・ブースの必見アイテムは、本年10月に日本導入されたばかりの新ブランド、パトスの管球式プリメインアンプ「Classic Remix」だ。リビングオーディオとして使ったときに、女性にも納得してもらえるであろうスタイリッシュなデザインで、これからのオーディオのひとつの方向性を示しているのは間違いない。同社では今回の展示はホームユースを意識しているそうなので、Classic Remixとインテリアとの馴染み具合もぜひ確認して欲しい。

モニター・オーディオ(G405)

▲STUDIO(写真左)

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:モニターオーディオ
●製品名:Studio
●価格:¥220,000(ペア、税別、スタンド別売)
●発売時期:2018年12月1日
※専用スタンド¥60,000(ペア、税別)

 英国モニターオーディオの新しいラインナップとして、ブックシェルフ型スピーカーの「Studio」が加わった。独自のMPDトランスデューサー(高域用)をふたつの10cm口径RDT IIドライバー(低域用)で挟んだ仮想同軸型となっている。ウーファーユニットにはトップモデルのPlatinumシリーズIIの技術がそのまま採用されるなど、価格を超えた充実ぶりと言えるだろう。Platinumを受け継ぎつつ、小型スピーカーらしい俊敏さをそなえた音を体験していただきたい。