ラインナップは3、4、5メートルの完成品のみ

 QEDから、同社最上位となるスピーカーケーブル「SUPREMUS」が11月20日から発売される。価格とラインナップは下記の通り。
SUPREMUS
・3m ¥210,000(ペア、税別)
・4m ¥260,000(ペア、税別)
・5m ¥310,000(ペア、税別)

▲スピーカーケーブル「SUPREMUS」

 SUPREMUSは、英語の“SUPREME=最上の”、を語源とするスピーカーケーブル。その名にふさわしいよう、QEDが培ってきたケーブル設計のノウハウをすべて注ぎ込んで作り上げたのだという。究極の伝送を実現するために、シルバーコーティングを施した5NのOFC線を16本独立した構造として仕立て、導体の断面積は、同社では最大となる6.2平方ミリメートル、ケーブル外径は実に10AWGにもなった。なお、個々の導体はエナメル層で絶縁されており、抵抗値も極限まで低く抑えられている。

 プラグは、本製品のために専用開発(改良)された、ロジウムメッキされたSupremus Airlocプラグを用い、熱を使わないコールドウェルディング(溶接)によって端末処理を行なっている。

 なお、本製品の販売は完成品のみで、ケーブルの切り売りや、プラグの単品販売は行なわれない。

SUPREMUSの主な仕様
・ケーブル外径:10AWG
・断面積:6.2平方ミリメートル
・ループ抵抗:0.005Ω/m
・静電容量:48pF/m
・インダクタンス:0.49μH/m
・誘電正接:0.009
・導体:2×16芯シルバープレーテッド 99.999%OFC
・絶縁:エナメル/ポリエチレン
・コネクター:ロジウムメッキ Supremus Airloc プラグ