ブルーLEDによる真空管照明で、クールさも演出

 トライオードから、真空管プリメインアンプ「Pearl」(パール)が12月に発売される。価格は¥80,000(税別)。

▲白い真空管アンプ「Pearl」、12月発売で¥80,000

 Pearlは、2012年に登場したジュエリーシリーズ――コンパクトで、主に女性をターゲットにした製品――の「Ruby」のカラーバリエーションとして、パールホワイト塗装を行なったモデル。筺体の周囲(フロントパネルを除く)とトランスカバー、および付属の真空管カバー(真空管ボンネット)をホワイトにすることで、インテリアにも映えるデザイン(色彩)としたのが特徴。同時に、真空管の照明をブルーLEDとすることで、クールな雰囲気も作り上げている。

 基本スペックは、Rubyを踏襲しており、搭載する真空管は6BQ5×2、12AX7×2であり、回路はA級シングル、出力は3W+3W(8Ω)となる。

 なお、今回のPearlの発売に合わせて、現行Rubyの価格をPearlと同じ¥80,000(税別)に改定することも発表された。これは、製造原価の高騰によるもので、2019年1月出荷分から前記価格となる。

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Pearlの主なスペック
・回路型式:A級シングル
・使用真空管:6BQ5×2、12AX7×2
・バイアス方式:自己バイアス
・定格出力:3W+3W(8Ω)
・周波数特性:30Hz~40kHz
・SN比:88dB
・入力端子:RCA2系統
・スピーカー出力:1系統(4~8Ω)
・消費電力:45W
・寸法/質量:W190×H180×D135mm/4.7kg
・付属品:真空管ボンネット、電源ケーブル

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