ビビッドオーディオから「KAYA」シリーズの末弟モデルとなるスピーカー「KAYA25」が発表された。価格は¥1,100,000(ペア、税別、スタンダードカラー)で、10月15日に発売される。

KAYA25は高さ1m16cm、奥行は34cmというサイズ

 KAYAシリーズは、ビビッドオーディオの設計者であるローレンス・ディッキーの新たな思想に基づいたラインナップで、KAYA25はもっとも小型の2ウェイ構成となる。トゥイーター、ウーファーの両方に独自技術のアブソーバー・チューブを搭載しており、広大なダイナミッグレンジと深いベースサウンドを再生するという。

 ウーファーユニットにアルミ振動版のC125Dドライバーを搭載している点もポイントだ。これは従来GIYAバスドライバーにのみ採用していた技術であり、ドライバーを強力な放射状マグネットに収めることで最高音域までクリーンで透明感のある音を実現している。

 高域再生のD26トゥイーターは浅いウェーブガイド状の開口部に取り付けることで、クロスオーバー付近の指向性をC125Dと一致させることを可能とし、シームレスな音場を作り出している。

独自のアブソーバー・チューブをキャビネット内部に搭載する

KAYA25の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:26mmドーム型トゥイーター、125mmコーン型ウーファー
●インピーダンス:8Ω
●出力音圧レベル:85dB/2.83V/m
●再生周波数帯域:40Hz~44kHz
●寸法/質量:W263×H1160×D340mm/24kg
※スタンダードカラーはパールホワイト、ピアノブラック、オイスターマット(グレー)の3色