ハイブリッドケーブルで高純度伝送を実現

 Astell&Kernから、独のヘッドホンメーカーbeyerdynamicとのコラボヘッドホン「AK T5p 2nd Generation」が発表された。販売は世界限定1000台で、グローバルプライスは$1,100(税別)とアナウンスされているが、日本での発売時期、価格は未定だ。

Astell&Kernとbeyerdynamicのコラボヘッドホン「AK T5p 2nd Generation」

 AK T5p 2nd Generationは、Astell&Kernとbeyerdynamicの初コラボ品となった「AKT5p」の次世代モデル。強力な磁束密度(1テスラ=1万ガウス)を生み出すパーツを採用することで、優れた能率を可能とする「テスラテクノロジー」を搭載しているのが特徴だ。

 ケーブルは着脱式で、高純度無酸素銅7N OCC銅線に、4N純銀をコーティングしたハイブリッド構造とすることで、高純度の伝送を可能にしているという。プレーヤー側のプラグはAstell&Kernのプレーヤーとの接続性を考慮して2.5mm4極バランスタイプを採用。なお、3.5mmステレオミニ、6.3mm標準プラグへの変換ケーブル、プラグを同梱する。専用ケースも付属。

▲リケーブルに対応し、芯線は高純度無酸素銅7N OCC銅線に、4N純銀をコーティングしたハイブリッド構造を採用

 イヤーパットには肌触りに優れた合成皮革を採用。形状記憶タイプのフォームクッションと組み合わせることで、装着性を高め、長時間の使用も楽しめるとしている。

 主なスペックは、密閉ダイナミック型、再生周波数帯域5Hz~50kHz、インピーダンス32Ω、音圧レベル102dBとなる。

▲専用ケース、3.5mmステレオミニへの変換ケーブル、6.3mm標準ジャックへの変換プラグも同梱する