容量は32、64、128GBの3種類

 ソニーから、耐久性の高い外装をまとったSDメモリーカード「SF-Gシリーズ タフ仕様」3種類が、10月20日より順次発売される。メモリー容量と価格は下記の通り。

▲新製品の「SF-Gシリーズ タフ仕様」(右)とこれまでのSDメモリーカード

・SF-G128T オープン価格(想定市場価格¥40,000前後)、11月24日発売
・SF-G64T オープン価格(想定市場価格¥20,000前後)、10月20日発売
・SF-G32T オープン価格(想定市場価格¥14,000前後)、10月20日発売

 SF-Gシリーズ タフ仕様は、強靭性、防水性(IPX8)、防塵性(IP6X)を持たせた高耐久のSDメモリーカードで、筐体についてはこれまでのポリカーボネイドの貼り合わせから、高硬度の樹脂による一体成型へと変更された。この構造は、内部に封入するメモリーをセットした型に、樹脂を流し込むことで実現したという。

 結果、SD規格の曲げ強度の18倍、5mの落下試験をクリアする性能を獲得した。また、データをやり取りする接触部分には、これまでのリブ(桁)やプロテクトスイッチをなくすことで、同部分の破損によるデータ転送の失敗を防ぐこともできるそうだ。

▲裏面を見ると、新製品では端子を区切るリブがなくなっているのが分かる。筺体は高硬度の樹脂による一体成型なので、叩くと硬い音がする

 なおデータの転送についてはUHS-II規格に準拠し、書き込みは最大299MB/秒、読み出しは同300MB/秒の性能を持つ。

 その他、サポート機能として、メモリーの状態をチェックできる「SD Scan Utility」、データ復旧アプリ「ファイルレスキュー」のダウンロード特典もついてくる。