スリムなサウンドバーとサブウーファーの2ピース構成

 デノンから新型サウンドバー「DHT-S316」が発表された。発売は10月上旬で、価格は¥32,800(税別)。

デノン サウンドバーの新製品「DHT-S316」。10月上旬の発売で、価格は¥32,800(税別、写真のテレビは別売)

 幅900mm、高さ54mm、奥行83mmのスリムな本体に、サブウーファーを加えた2筐体構成で、サブウーファーはワイヤレスで接続する。本体のスピーカーはフロントL/Rそれぞれに中音域と高音域用の専用ドライバーを設けた2ウェイ4スピーカー構成。ドルビーデジタル、DTS、AAC音声のデコードに対応する。また、Bluetooth機能も備えており、スマートフォンやタブレットなどからの音楽をワイヤレスで再生することもできる。

 多彩なサウンドモードも特徴のひとつ。「ミュージック」「ムービー」モードのほか、夜間など音量を控えめにして視聴する際に最適な「ナイト」モードを搭載。また、ニュースやナレーション、セリフなど人の声を明瞭にする「ダイアログ・エンハンサー」機能も搭載し、3段階で調整が可能。小型の専用リモコンを付属し、これらは手軽に切り替えることができる。

 接続端子は、ARC(オーディオ・リターン・チャンネル)対応のHDMI端子のほか、デジタル音声入力(光)、アナログAUX入力(3.5mmステレオミニ)端子を備える。

DHT-S316の主なスペック

●システム構成:2chサウンドバー&ワイヤレス・サブウーファー
●対応音声フォーマット:ドルビーデジタル、DTS、AAC、リニアPCM(ステレオ)
●接続端子:HDMI入力1系統(ARC/CEC対応)、デジタル音声入力1系統(光)、アナログAUX(3.5mmステレオミニ)
●寸法/質量:
 <サウンドバー>W900×H54×D83mm/1.8kg
 <サブウーファー>W171×H342×D318mm/5.2kg

独立したサブウーファーを用意。サウンドバー本体とは事前にペアリング処理がなされており、難しい設定をせずともワイヤレスでサブウーファーの低音を楽しむことができる