最上位モデル「MDR-Z1R」の知見を投入した第2世代製品

 ソニーから、密閉ダイナミック型ヘッドホンの「MDR-Z7M2」が10月6日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥75,000前後となる。

 本機は、同社最上位ヘッドホン「MDR-Z1R」の開発で培われた技術・知見を投入し、2014年発売の「MDR-M7」の後継として開発された。

 最大の特徴は、「70mmHDドライバー」と称するMDR-Z1R譲りのユニットを搭載することだ。アルミニウムコートLCP(液晶ポリマー)振動板やフィボナッチパターングリル、従来比2倍の体積を備えた大型ネオジムマグネットなどで構成されたユニットで、4Hz~100kHzまでの優れた再生レスポンスを備えている。

振動板を覆うグリルには、フィボナッチという数列を参考にした独特の曲線パターンで、開口を均等化している

 このドライバーをマウントしているハウジング外周全体に設けられたスリット状のポート(通気孔)を介して、低域を精密に制御する仕組み(ビートレスポンスコントロール)を搭載。ユニット背面の空気を適切に抜くことで、振動板の動作を最適化させている。

ソニーヘッドホンの新製品「MDR-Z7M2」。ハウジング周辺のスリットに注目。密閉型ながら適切に空気を抜く工夫だ

 また、ヘッドホンリスニングで重要な要素である、装着性にも意を払って開発されている。具体的には、イヤーパッドやハンガーの形状、硬さ、素材のチョイス、縫製方法など細かい部分にも改良が加えられている。

 約3mのアンバランスケーブルのほか、4.4mmバランスケーブル(約1.2m)も付属する。

ケーブルは、3.5mmステレオミニと4.4mmバランスの2種類を同梱する

MDR-Z7M2の主な仕様

型式:密閉ダイナミック型ヘッドホン
使用ドライバー:70mmドーム型
最大入力:2000mW(IEC)
インピーダンス:56Ω(1kHz)
感度:98dB/mW
再生周波数帯域:4Hz~100kHz
質量:約340g