ティアックから、独beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)のBluetoothヘッドホン「Amiron Wireless JP」が7月上旬に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥80,000前後。

 Amiron Wireless JPは、2017年に登場した密閉型有線モデル「AMIRON HOME」をベースに開発されたBluetoothヘッドホン。コーデックはSBCやAACに加え、aptX、低遅延伝送が可能なaptX LL、最大48kHz/24bitでの伝送を行なうaptX HDに対応している。バッテリーは約2時間の充電で約30時間の連続再生ができる。充電用コネクターはUSBタイプCを採用。

 さらに、同社初のiOS/Android用無償アプリ「MIY」(Make It Yours)に対応する。これはユーザーの聴覚力を検出&分析し、個人に合わせたサウンドプロファイル(カスタムEQ)を作成することで(データはAmiron Wireless JPに転送される)ユーザーの耳に最適な音を再生できるという。

 その他の仕様はAMIRON HOMEを踏襲している。ドライバーはダイナミック型で、1テスラ(10,000ガウス)を超える強力な磁力を発揮する「テスラテクノロジー」を採用する。付属の着脱式3.5mmステレオミニケーブル(長さ1.2m)を用いればハイレゾ再生にも対応。有線時の再生周波数帯域は5Hz~40kHzだ。

Amiron Wireless JPの質量は380g(ケーブル含まず)

着脱式ケーブルと充電用USBケーブル、セミハードケースが付属する