福岡を拠点に活躍しているガールズグループ・九州女子翼が5月12日、池袋のライブスポットSpace emoで3度目の東京単独公演を3部構成で行なった。ここでは、第3部の模様を紹介したい(<a href="http://www.stereosound.co.jp/column/idollove/article/2018/05/18/67780.html" target="_blank">2部の模様はコチラ</a>)。

 オープニングは第2部と同様に、メンバーの自己紹介と、メンバーによるリーダー実玖の紹介だ。I’S 9&I’S wing時代を知っているファンにとっては、まるで別人のようにしゃべる姿には驚きを禁じ得ないが、本人曰く「(リーダーになって)責任とプレッシャーが増えた」結果なのだという。そうした姿を見ているメンバーからは「なんか、すごい」(瑠菜)、「変わった」(愛理)、「(私と)いいバランス」(香苗)、「頼りになる」(詩絵里)というコメントが相次いでいることからも、頼りになるリーダーに成長したのが感じられる。

 そして、グループとしての目標については、今夏TIF2018へ九州・沖縄ブロックの代表としての出場を決めたことを受けて「まずは、TIFでみなさんに見つけてもらうことが目標ですが、そこからさらにステップアップして、全国へ羽ばたいて行きたい」と声を揃えていた。

 ここからはライブコーナーだ。まずは、実玖のソロカバーだが、堂々したそのパフォーマンスは、前身時代とは別人のよう。ダンス自体には目を引くものがあったが、そこに歌唱の安定度が加わり魅力的なステージとなっていた。続いては、福岡での定期公演での定番曲「ぎゅっと手をつないで」を5人揃って楽し気に披露し、本編へ突入だ。九州女子翼のテーマ曲でもある「TAKE WING」から「fair wind」まで一気呵成に歌い切り、熱いステージを作り上げていた。最後は、アンコールに応えてもう一度「fair wind」を披露し、3度目の東京遠征を華麗に締めくくった。