画像: PROSOUND 2021年8月号は、7月16日発売! フジテレビジョン DAVスタジオ、TOHOスタジオ MAルーム、Martin Audio TORUS Series、日本初Meyer Sound SpaceMap GOによる3Dコンサート、そしてプロサウンドならではの情報も満載!

PROSOUND SPECIAL
フジテレビジョン DAVスタジオ

東京・台場の「フジテレビジョン」は今春、主に音楽番組のトラックダウンで使用される『DAVスタジオ』のリニューアルを実施。約16年使用したという「Stage Tec AURUS」を更新し、新しいコンソールとして同じ「Stage Tec」の「AVATUS(アヴァタス)」を導入した。“IPコンソール”を謳う「AVATUS」は、「Stage Tec」の新たなフラッグシップとなるコンソールで、各コンポーネントの接続プロトコルにTCP/IPを全面採用。一昨年の7月に発表され、これが国内初の導入例となる「AVATUS」。そこで「フジテレビジョン」の『DAVスタジオ』にお邪魔し、関係者の皆様に「AVATUS」の機能とその使用感について、話を伺った。

PROSOUND SPECIAL
TOHOスタジオ MAルーム

国内最大規模の撮影スタジオ「TOHOスタジオ」。最近は映画やテレビに加えて、『Netflix』に代表される配信サービスのオリジナル・コンテンツの撮影でも使用されており、まさしく日本の映像業界を代表する撮影スタジオと言っていいだろう。そんな「TOHOスタジオ」は先頃、『ポストプロダクションセンター1』の改修工事を実施し、同センターでは初となるMAルームを開設した。Dolby Atmos Homeに対応したこのMAルームは、24フェーダーの「Avid S6」、3式の「Avid Pro Tools | HDX」システム、モニター・プロセッサーの「Trinnov Audio MC 16」、4K HDR対応のモニターなど最新鋭の機材が導入され、あらゆる映像作品のMA作業に対応した設備になっている。そこで「TOHOスタジオ」にお邪魔し、MAルーム開設の経緯とそのコンセプト、導入機材の選定ポイントについて話を伺った。

PROSOUND FUTURE
Martin Audio TORUS Series

世界中の健康と経済とを瞬時に危険へと陥れた新型コロナウイルス(COVID-19)。日本でも2020年の初頭から現在に至るまで、収束の気配はまだ見えない。しかし経済活動や社会生活を停滞させていても先へは進めない。ビジネスにおいては工夫をこらし、生き抜く術を見出そうとみなが喘いでいる。プロオーディオメーカーにとってもそれはむろん例外ではない。
こうした時こそ普段から正しい考えをベースに思考を巡らせ、また先を見据えているかが他社との差となって現れるのではないだろうか。まさにその典型と言える例がある。英国のスピーカーメーカー「Martin Audio」社である。このコロナ禍の苦境下にありながら、英国における企業としての競争力、繁栄、評判に最高水準の品質を達成した組織に贈られ、名誉ある「Queen's Awards for Enterprise(英国女王賞)」を獲得。さらに新製品である「TORUS」シリーズを発表するなど創立50周年を迎えて、老舖の貫禄を充分に見せつけた。今回はゼネラルマネージャーを務めるドム・ハーター(Dom Harter)氏に同社の動静や新しいスピーカーシステムについて話を伺った。

PROSOUND LIVE REPORT
日本初Meyer Sound SpaceMap GOによる3Dコンサート

新型コロナウィルスによりコンサート自体が制約を受けていた関係でイマーシブ・オーディオも暫く登場機会がなかったのですが、6月の初旬、日本初となるMeyer Sound SpaceMap Goを使ったイマーシブ・オーディオ・コンサートが京都市左京区にある妙満寺において行なわれました。今回はその様子をハード/ソフトの説明に加えてオペレーターの方のインタビューや演奏者の方々の感想も交えてお伝えしたいと思います。

STUDIO ENGINEERING
イマーシブオーディオ制作のすすめ
第2回 各社フォーマットのスピーカー配置について

今回は、Dolby Atmos、360 Reality Audio、AURO-3Dの各社3Dオーディオ方式が推奨するスピーカー配置という観点から考察を行った。

PROSOUND最前線
22.2ch音響ドームシアターにおける
バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻リミックス

コニカミノルタプラネタリウムが運営する東京・有楽町マリオン内のプラネタリアTOKYOには、多目的デジタルドームシアター(DOME1)と、プラネタリウムドームシアター(DOME2)というふたつのドーム型シアターがあります。いずれも空間音響再生が可能な音響システムが整備されており、DOME1には22.2マルチチャンネル音響が採用されています。
このDOME1で、作曲家・空間音響作家である宮木朝子氏による「バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻 22.2ch remix」が公開中です。「平均律クラヴィーア曲集」はヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した鍵盤楽器のための作品集であり、1年半をかけてその第1巻全48曲(24の前奏曲とフーガ)を立体音響化し、公開をしていくというものです。しかもプラネタリウム・ドームシアターであるため、その日の星空とともに上演されています。
そこでDOME1での制作中に、宮木朝子氏、コニカミノルタプラネタリウムのプロデューサーである高柳洋介氏、宮木朝子氏の制作をサポートされているサウンドクリエイターの漢那拓也氏に話を伺いました。

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