株式会社メディア・インテグレーション(MiM Books)より、アル・シュミット流 ボーカル・楽器録音術「AL SCHMITT ON VOCAL AND INSTRUMENTAL RECORDING TECHNIQUES」日本語版が発売された。

 本書は、グラミー賞の受賞歴を多数もつサウンドエンジニア、アル・シュミット氏のレコーディング術をまとめた著作の日本語版である。フランク・シナトラ、ナタリー・コール、クインシー・ジョーンズ、ポール・マッカトニーなど、メジャーアーティストのレコーディングを数多く手がけてきたシュミット氏の経験をもとに、そのノウハウをまとめた貴重な1冊である。

 原書はアメリカの音楽出版社より2018年に発行。翻訳は、日本プロ音楽録音賞など数多くの受賞経歴を持つエンジニアの沢口真生氏。氏の豊富な経験に基づいた翻訳も注目される。レコーディングに携わる方は、ぜひ手にとってみてほしい。

画像: アル・シュミット流 ボーカル・楽器録音術「AL SCHMITT ON VOCAL AND INSTRUMENTAL RECORDING TECHNIQUES」日本語版発売

「AL SCHMITT ON VOCAL AND INSTRUMENTAL RECORDING TECHNIQUES 〜アル・シュミット流 ボーカル・楽器録音術〜」

▶︎目次
 第1章 ボーカル録音とマイクロフォン
 第2章 ボーカリスト・歌い方とカブリについて
 第3章 録音スタジオでの配置
 第4章 バンド録音
 第5章 リズム・セッション
 第6章 木管、金管、弦楽器
 第7章 アル・シュミットお気に入りの機材

 私の録音哲学ーまとめに代えて

・著 者:AL SCHMITT
・訳 者:沢口 真生(Mick Sawaguchi)
・体 裁:B5カラー/130ページ
・発売日:2021年2月5日
・価 格:¥3,000+税
・発行元:株式会社メディア・インテグレーション(MiM Books)

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▶︎著者プロフィール
アル・シュミット(Al Schmitt)
スティーリー・ダンやTOTO、ナタリー・コール、クインシー・ジョーンズ、ダイアナ・クラール、ルイス・ミゲル、レイ・チャールズ、チック・コリア、ディディ・ブリッジウォーター、そしてポール・マッカトニーなどのアルバムで、グラミー・エンジニアリング賞を23回受賞。150にも及ぶゴールド/ プラチナ・レコードのレコーディング、エンジニアリングを行い、サウンドエンジニアとして初のHollywood Walk of Fameとしてその足跡がCapitolレコードの建物の正面に残されている。

▶︎訳者プロフィール
沢口真生(Mick Sawaguchi)
沢口音楽工房 UNAMAS-Label 代表/Fellow member AES and ips

1971年千葉工業大学 電子工学科卒、同年NHK入局。ドラマミキサーとして芸術祭大賞・放送文化基金賞・IBCノンブルドール賞・バチカン希望賞等受賞作を担当。1985年以降サラウンド制作に取り組み海外からは「サラウンド将軍」と敬愛されている。2001年より AESや東南アジアを中心にサラウンドセミナー・技術発表を行ないアジアでのサラウンド制作を推進。2002 年よりサラウンド寺子屋塾を開設。2007年より高品質音楽制作UNAMAS Labelを設立。2013 年の第20回日本プロ音楽録音賞ノンパッケージハイレゾ2CHで深町純『黎明』(UNAHQ-2003)優秀賞を受賞。2015年リリースの『The Art of Fugue』(UNAHQ-2007)同年プロ音楽録音賞サラウンド部門受賞、2016年には『Death and the Maiden』(UNAHQ-2009)、そして第24 回の同賞にてサラウンド・ハイレゾ部門最優秀・ベストスタジオ賞受賞。2015年からImmersive Surround 音楽制作に取り組んでいる。

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