現在、千葉県幕張メッセで開催中の東京オートサロン2022会場で見られるカーオーディオ関連の展示をピックアップして画像でお知らせする。ここでは、アルパインマーケティングが展開するアルパインスタイル(ALPINE STYLE)をご紹介しよう。

文/写真:長谷川 圭

画像: あのF#1 Status搭載コンプリートアルファードも展示! 東京オートサロン2022レビュー<アルパインスタイル>

 車種専用のオーディオやナビはもちろん、インテリアやエクステリアまで展開し、専門ショップで販売するアルパインスタイルのブースでは、カスタムコンプリートカーを展示。

アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載
1,640万円のアルファード

画像1: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 アルパインの最上級システムとして、2021年に発表された「F#1 Status(エフ・ナンバーワン・ステイタス)」を搭載したアルファード。このF#1 Statusはトヨタ アルファード専用、数量限定、アルパインスタイル限定で販売されるスペシャルモデルで、ハイレゾファイルの再生機能やDSP処理能力など、他に類を見ない高性能化を実現したオーディオシステムで、アルファードの後席用に提供される。

画像2: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 フロントシート間にリアシート側に向けて装着されるコントローラー「HDS-7909」。グリーンに光る照度スイッチ(スイッチのカラーはブルーにも変更可能)などアルパイン伝統のデザインを踏襲している。

画像3: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 スライドドアの前方、ウインドウガラスの下半分くらいにレイアウトされるトゥイーター「HDZ-9000TW」(上)とミッドレンジ「HDZ-9000MID」(下)。人の声や高音楽器といった音を受け持つスピーカーユニットを、リアシートに座る人の耳の高さに合わせた装着位置である。

画像4: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 スライドドアの下方にレイアウトされるウーファー「HDZ-9000WF」。F$1 Statusのスピーカーは、トゥイーター、ミッドレンジ、ウーファー、サブウーファーからなる4ウェイ構成となるが、一番の特長は、振動板素材を全て統一、CFRP(炭素繊維強化樹脂)としているところ。

画像5: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 アルファードのラゲッジフロア下に搭載されるコンポーネント群。基本レイアウトはこのようになるというが、オーダーに応じたカスタマイズも可能だという。

画像6: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 ラゲッジフロア下の中央に搭載されているのは、デジタルプロセッサー「HDP-H900」。8チャンネルDSPを搭載、デジタル入力には、最大384kHz/32bitに対応する。F#1 StatusのDAP「DAP-7909」を介しての再生ファイル形式はWAV、FLAC、MP3、WMA、OGG、APE、AAC、ALAC、AIFF、DFF、DSFとなる。注目すべきはDSD256(11.2MHz)をネイティブ再生する能力だろう。車載機では初となる。

画像7: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 ラゲッジフロア下のサブウーファーユニット「HDZ-9000SW」。250mmのCFRP振動板は、同社独自の形状に仕上げられる。4Ω+4Ωのダブルボイスコイルを採用する。ストロークが大きくとれるギャザードエッジは、コーン型ユニットのミッドレンジおよびウーファーと共通の仕様だ。

画像8: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 4チャンネルパワーアンプ「HDA-F900」は、チャンネル当たりの定格出力を100W(ブリッジ接続時は200W)とした高出力モデル。プロセッサーからの信号をバランス伝送で受ける設計が特長的なアンプである。

画像9: アルパイン最上級グレード「F#1Status」搭載 1,640万円のアルファード

 F#1Statusをインストールしたトヨタ アルファード。車両本体および各種パーツを含む価格は、なんと税込¥16,400,000! 展示車両はすでに販売成約済とのことで、触れることも聴くこともかなわないが、機会があれば搭載車両のレビューをご紹介したいと思う。Halton Limitedは参考出品として搭載されている、アルファード専用UVC空気整流器。アルパインニューズ株式会社と株式会社HALTONの共同開発品で、紫外線殺菌技術を備えた低風速・整流ユニットであるという。

市販機の注目モデル
デジタルアンプ搭載ディスプレイオーディオ「ビッグDA」も展示

画像1: 市販機の注目モデル デジタルアンプ搭載ディスプレイオーディオ「ビッグDA」も展示

 発表されたばかりで、発売が待ち遠しい「ビッグDA」ディスプレイオーディオ。9インチおよび11インチの大画面を備えたモデルで、2021年のAuto Sound Web Grand Prix最高位となった同社ナビ「ビッグX」で採用されたデジタルアンプを内蔵しているだけに、そのパフォーマンスには期待がかかる。展示では、サウンド体験はできないものの、声による操作などを実際に行うことはできる。

画像2: 市販機の注目モデル デジタルアンプ搭載ディスプレイオーディオ「ビッグDA」も展示

 Auto Sound Web Grand Prix2021でゴールドアワードを獲得したAVナビ「ビッグX」や、ドライブレコーダー搭載のデジタルミラー「DMR-M01R」を展示。操作フィールや画質の美しさを体験できる。

ミツオカBUDDY専用「ビッグX」も登場

画像1: ミツオカBUDDY専用「ビッグX」も登場

 本イベントの開催に合わせて発表となったのが、ミツオカBUDDYのディーラーオプションとして、アルパイン製AVナビ「ビッグX(9インチ)」が採用という報。AVナビのみの場合¥297,630、AVナビ+ETC2.0で¥341,960、AVナビ+ETC2.0+2カメラドライブレコーダーで¥389,370(価格はいずれも税込)で販売される。

画像2: ミツオカBUDDY専用「ビッグX」も登場

 BUDDY専用のビッグXだけあって、専用の起動画面で演出されるほか、専用サウンドチューニングも施されている。

アルパインスタイルでキャンプも演出?!

画像1: アルパインスタイルでキャンプも演出?!

 トヨタ アルファード専用品として参考出品されていたのが、キャンプキットだ。車両後方に部屋のように作り付けられるタープのほか、車内にクッション製を備えたフラットボードが組めるような内容で、愛車とともに快適キャンプを演出するという提案である。

画像2: アルパインスタイルでキャンプも演出?!

 キャンプキットには、ポータブル電源の他、「PXE-R500」というアイテムも紹介されていた。いわゆるDSPパワーアンプとなるが、スマホアプリを使用する調整インターフェイスが特長の製品だ。市場への投入は検討段階とのこと。

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