イスラエルのスピーカーメーカー「モレル(Morel)」から、車載用スピーカー「HYBRID Mark II」が発売された。日本市場でのデリバリーは総販売元であるジャンライン&パートナーズがおこない、同社製品の販売および車両インストールが可能な全国のカーオーディオショップで購入可能だ。

HYBRID 62 Mark II ¥178,000(セット)
セパレート型2ウェイスピーカー
HYBRID 63 Mark II ¥263,000(セット)
セパレート型3ウェイスピーカー
MT300 ¥75,000(ペア)
28mmドーム型トゥイーターユニット
CDM700 ¥85,000(ペア)
54mmドーム型ミッドレンジユニット
HYBRID MW6 Mark II ¥90,000(ペア)
165mmコーン型スピーカーユニット
MXR240.4 ¥48,000(ペア)
2ウェイパッシブクロスオーバーネットワーク
MRX300.4 ¥63,000(ペア)
3ウェイパッシブクロスオーバーネットワーク
※価格は税別

画像: 3ウェイ構成のHYBRID 63 Mark II(上)と2ウェイ構成のHYBRID 62 Mark II(下)。

3ウェイ構成のHYBRID 63 Mark II(上)と2ウェイ構成のHYBRID 62 Mark II(下)。

 HYBRIDシリーズ製品は、モレル独自の技術を盛り込んだ主力モデルラインナップとして進化してきた同社の中核をなす存在で、165mmウーファーユニットのHYBRID MW6 Mark IIには大口径ボイスコイルに線材の断面が6角形のヘキサテックアルミニウムボイスコイルを採用するほか、ポールピース部の空気の流れをコントロールするC.A.R.フィルター、DPC(Damped Polymer Cone)振動板などを継承する。シリーズ名の由来となるHYBRIDは、磁気回路をフェライト&ネオジウムの2種の磁石でハイブリッド構成することによる。

 トゥイーターのMT300は、こちらも伝統的ともいえる28mmのソフトドームで、特別なダンピング材を塗布して理想的な動作を獲得しているという。強力なネオジウムをダブルマグネット構成で搭載している。

 ミッドレンジのCD700は、前モデルCDM880IIと同形状とする薄型設計で。ウーファー同様ヘキサテックアルミニウムボイスコイルやC.A.R.フィルター技術が盛り込まれる。磁気回路にはネオジウムマグネットを採用する。

 外観上は、グリルの変更(ウーファーはメッシュ状、トゥイーターおよびミッドレンジはロータスグリル)にとどまっているが、細部においては素材や構造のブラッシュアップが図られているという。

画像: 28mmソフトドームトゥイーターユニットMT300。

28mmソフトドームトゥイーターユニットMT300。

画像: 54mmソフトドームミッドレンジユニットCD700。

54mmソフトドームミッドレンジユニットCD700。

 2ウェイ用パッシブネットワークMXR240.4は、ウーファー帯域のローパスフィルターを18dB/oct.、トゥイーター帯域のハイパスフィルターを12dB/oct.とし、カットオフ周波数は2.2kHzに設定している。高音のレベル調整機能+/-3dBも装備する。3ウェイ用のMXR300.4は、ウーファーとミッドレンジは12dB/oct.、トゥイーターが6dB/oct.、カットオフ周波数はウーファーが500Hz、ミッドレンジが128Hz/2.2kHz、トゥイーターが2.2kHzに設定されている。高音レベル調整は+/-2dBが行える。

 モレルのスピーカーは、2020年および2019年のオートサウンドウェブグランプリを受賞。2018年にはパワーアンプで受賞を果たしており、そのクォリティには定評がある。主力のHYBRIDシリーズのマーク2モデル、そのパフォーマンスには大いに期待できそうだ。

問合せ先:ジャンライン&パートナーズ
e-Mail:info@janline-and-partners.com

This article is a sponsored article by
''.