トヨタはFCVのMIRAIを6年ぶりにリニューアル、12月9日より発売した。

 水素燃料の燃料電池車の市販モデルの2代目で、モデルチェンジとともにハイグレード化を果たした新型MIRAI、すでに2019年の東京モーターショーでもコンセプトモデルを公表したり、メディアにもプロトタイプの情報が流れるなど、注目を集めていた車種だけにすでにその詳細は知られているところだろう。

画像1: モデルチェンジしたトヨタ MIRAI、上級グレードにはJBLを純正採用し14スピーカーを搭載

メーカー希望小売価格(税別)
MIRAI G ¥6,454,545
MIRAI G“A Package” ¥6,681,818
MIRAI G“Executive Package” ¥6,863,636
MIRAI Z ¥7,181,818
MIRAI Z“Executive Package” ¥7,318,182

 カーオーディオの装備については、コンセプトモデルでもJBLのロゴが見受けられるなど、純正採用が予想されていた。新型の正式発売発表とともに、装備についても詳細が明らかになったので、ご紹介しよう。

画像: MIRAIのキャビン。センターコンソールの最上部に12.3インチのディスプレイがおさめられる。

MIRAIのキャビン。センターコンソールの最上部に12.3インチのディスプレイがおさめられる。

画像: ディスプレイ部、そしてピラーのトゥイーター部分に「JBL」のロゴが確認できる。

ディスプレイ部、そしてピラーのトゥイーター部分に「JBL」のロゴが確認できる。

 14スピーカー&JBL専用アンプを搭載する「JBLプレミアムサウンドシステム」は、上級グレードのZおよびZ“Executive Package”に標準装備される。ベーシックグレードのG/G“A Package”/G“Executive Package”では、10スピーカー&アンプのシステムが載る。Gグレードでは、オプションでもJBLプレミアムサウンドシステムは載せることができない。

画像2: モデルチェンジしたトヨタ MIRAI、上級グレードにはJBLを純正採用し14スピーカーを搭載

 再生メディアは、ブルーレイ、DVD、CDといったディスクメディアのほか、microSD、USB、ラジオ、地デジTVが挙げられる。12.3インチディスプレイのトヨタマルチオペレーションタッチで、カーナビゲーションなどとともに操作する。またスマートフォンとの連携として、スマートデバイスリンク、アップルカープレイ、アンドロイドオートに対応、USB経由で接続することで利用できる。USB端子にはiPodも接続して楽しめる(Made for iPhone/iPod)。

画像: 後部座席に向けて、AC100VコンセントとUSB2口、SDカードスロットが用意されている。

後部座席に向けて、AC100VコンセントとUSB2口、SDカードスロットが用意されている。

 再生できるオーディオフォーマットは、MP3/WMA/AAC/WAV/FLAC/ALAC/OGG Vorbisに対応、WAVとFLACは最大192kHz/24bit、ALACでは96kHz/24bit、OGG Vorbisでは48kHzサンプリングまで再生可能、高次ファイルの再生時には48kHz/24bitに変換される。CDクォリティを超えたファイル再生が可能であるためハイレゾ対応といえる。

 ビデオフォーマットについても再生機能があり、MPEG4/AVIコンテナ/Windows Media Videoに対応、USBメモリー経由で再生できる。BD/DVDプレーヤーではビデオはもちろん、BDAVやAVCHD規格のディスク再生も可能だ。

画像: 後部座席は3人掛けができるものの、センター部分はアームレストとして使用可能。

後部座席は3人掛けができるものの、センター部分はアームレストとして使用可能。

画像: リアアームレストには、タッチパネル式のコンソールが備わっている。

リアアームレストには、タッチパネル式のコンソールが備わっている。

 話題のFCVとJBLのコラボレーション、どのようなサウンドを奏でるのだろうか。機会があればレビューをお届けしたい。

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