飯田ピアノは、ベトナム発の新ブランドSoranik(ソラテック)の取り扱いを開始する。
創業者Hieu Tran氏のもとで一貫した設計思想とクラフトマンシップを追求し、独自の存在感を築いてきている。もともとは、同国のオーディオファン向けカスタムIEMからスタートしたが、構造設計の的確さと音響チューニングの完成度が口コミで広がり、欧州やアジア圏を中心に人気を集めているそうだ。
飯田ピアノでは、まだ広く知られていない技術やブランドの中に、次の時代につながる価値が潜んでいると考えているそうだ。市場の定番とは異なる、新しい選択肢を見つけ出し、紹介していくことを基本スタンスとしている。
今回のソラテックは、まさにそうした基準に照らして注目すべき存在だったそうだ。MEMS技術に加え、それを音響設計とていねいな造り込みに結びつけている点に、製品としての誠実さを感じているとのことだ。
その第一弾として、MEMSドライバーを搭載したハイブリッド型IEM「MEMS-3」と「MEMS-3S2025」の導入を予定している。
「MEMS-3」
●Soranik初のMEMSドライバー搭載IEM。開放感ある音場とナチュラルな高域を両立。
「MEMS-3S2025」
●MEMS-3の音響設計と筐体構造を改良した最新モデル。より緻密な表現と装着性を追求