ザナドゥ【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国盤『ザナドゥ』 2025年7月15日リリース

XANADU - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
4K DIGITAL RESTORATION

キーノ･ローバーから届いた4K UHD BLU-RAY『ザナドゥ』（1980）リリース･アナウンス。35mmオリジナルカメラネガからの最新4Kデジタルレストア／HDRグレード。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポート。

メルヘンの国から愛を歌い踊る妖精オリビア･ニュートン･ジョン！

ロサンゼルス。画家を志す青年ソニー（マイケル･ベック）は、画家として生計を立てられない自分を嘆き、描きかけの絵を破って投げ捨てた。風に飛ばされた絵の破片が「オリンポスの9人のミューズ」を描いた壁画に降り注ぐと、なんと壁画からミューズたちが飛び出してきた！その中のひとりキーラ（オリヴィア･ニュートン＝ジョン）は、ビーチで出会ったソニーに優しくキス。ソニーの絵画への情熱を再び燃え上がらせるために選ばれたキーラは、キスとローラースケートでそれを実現させていく。ヒットメイカー、ローレンス･ゴードンとジョエル･シルヴァーのコンビがプロデュース、TV界で注目されていたロバート･グリーンウォルドが演出を手掛けたミュージカル・ファンタジー。

当初はローバジェットのローラーディスコ･ムービーとして構想されていたが、ゴードンとシルヴァーが参加したことにより大規模なプロジェクトへと発展（最終の製作費は2000万ドル）。1947年のリタ･ヘイワース主演ファンタジー『地上に降りた女神』を下敷きに、監督のロバート･グリーンウォルドと、これが長編デビューとなるリチャード･クリスチャン･ダナスが草稿を執筆。その後『ハイスクール』の脚本で注目されたマーク･リード･ルベルが雇われ、完成稿に仕上げた。リード･ルベルの執筆作業はクランクイン後も続き、幾度となくストーリーの変更を行っている。本作の魅力はなんといってもオリヴィアの歌と踊り。だがオールドファンにはミュージカル･レジェンド、撮影時67歳のジーン･ケリーが披露するタップ･ダンスも嬉しいプレゼントとなろう。ちなみにケリー演ずる建設業界の大物ダニー･マグワイアは、44年のヘイワース主演ミュージカル『カバーガール』でヘイワースの恋人で、ナイトクラブの経営者でもある振付師ダニー･マグワイア、その人である。

撮影は『狼たちの午後』『コーマ』のヴィクター･J･ケンパー。パナビジョン･パナフレックス／球面レンズ／1.37:1アスペクト撮影。上映アスペクトはソフトマット1.85:1ビスタサイズ。音楽は『動物と子供たちの詩』『ウォリアーズ』のバリー･デ･ヴォーゾン、エレクトリック･ライト･オーケストラのジョン･リン、音楽プロデューサーのジョン･ファーラー。マイケル･ベックの歌の吹替えは往年の名歌手クリフ･リチャードが務めている。音響エンジニアは『大統領の陰謀』『ブルーサンダー』のミルトン･C･ブロウ（音響編集）『トップガン』『逃亡者』のドナルド･･O･ミッチェル（リレコーディングミキサー）『レイジング･ブル』『フライトナイト』のデヴィッド･J･キンボール（同）ほか。

SPECIAL FEATURES

DISC ONE - 4K BLU-RAY

DISC TWO - BLU-RAY

FILM & DISC SPECS

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