音楽周辺機器・ライフスタイル商品の輸入販売を手がけているネイビーズでは、ドイツのオーディオブランドProgressive Audio(プログレッシブ・オーディオ)の新製品「Extreme USM Edition」の取り扱いを開始する。
●スピーカーシステム
Extreme 1 Edition ¥2,090,000(パッシブ)、¥2,750,000(アクティブ)
Extreme 3 Edition ¥4,235,000(パッシブ)、¥5,335,000(アクティブ)
※価格はペア、税込

「Extreme 1 Edition」パッシブモデルの展示例
プログレッシブ・オーディオは、1995年にドイツで誕生したオーディオブランドだ。創設者であり開発者のラルフ・クーネン氏は、音楽再生の理想を追求することを目指し、独自の設計思想と最先端の半導体技術を備えた製品を生み出している。
すべての製品は、ドイツ・エッセンの自社工場にて、熟練の職人によって1台1台精密に組み立てられている。今回発売されるExtreme USM Editionは、「Extreme」スピーカーをUSMハラーのハウジングに収めた特別なエディションとなる。
USMハラーは、スイスの家具メーカーUSMのモジュラーシステムを採用したラインナップで、スチール製のポールとプレートを組み合わせることでサイドボードやキャビネット、TVボードといった様々なアイテムを組み立てることができる。それらのパーツには様々なサイズ、色が準備されており、シンプルながらスタイリッシュな家具を選べるのも特長だ。

USMハラーは14色からキャビネットの色を選択できる。スピーカーの色もここから指定可能
ブックシェルフタイプの「Extreme 1 Edition」(スタンド一体型)は、20mmドーム型ツイーターと160mmウーファーによる同軸ユニットを搭載した2ウェ1スピーカーで、再生周波数は34Hz〜21kHz。この同軸ユニットもプログレッシブ・オーディオが自社では開発したものとのことだ。
上位モデルのトールボーイ型「Extreme 3 Edition」は、同軸ユニットに、160mmウーファーを2基加えた3ウェイ3スピーカーで、再生周波数は26Hz〜21kHz。なお上部の同軸ユニットと下側のウーファー部のキャビネットは分離している(背面の専用ケーブルでつなぐ仕組)。
両モデルともパッシブ型、アクティブ型が準備されており、パッシブ型はシングルワイアリングで接続、アクティブ型はアナログケーブル(RCA/XLRの切替え)でつなぐようになっている。

「Extreme 3 Edition」のアクティブモデル
昨日開催された新製品発表会でExtreme 1 Edition(パッシブ型)の音を聞かせてもらった。マランツ「M-CR612」でCDを再生してもらったが、女性ボーカルがセンターに定位し、それぞれの楽器の配置もきちんと描き出している。さすがに低音はもう少し欲しい気もするが、マンションのリビングなどであれば充分な迫力も体験できそうだ。
なお「Extreme USM Edition」は当面の間、東京・八重洲のUSMハラーショールームに展示され、お願いすれば試聴も可能とのこと。製品が気に入った場合は、スタッフに相談すればネイビーズに連絡してくれて、オーダーの際には本体カラーも指定できる。なおアクティブモデルには電源ケーブルは付属していないが、お薦め電源ケーブルも準備されている(フルテック製)とのことなので、欲しい方は一緒にオーダーするといいだろう。
USMハラーでは、必要なサイズに合わせたTVボードも簡単に構築できる。最近は画面サイズの大型化が進んでいるが、75〜100インチといったサイズのテレビを乗せられるTVボードは案外少ない。自宅リビングにお洒落な大画面シアターシステムを構築したいとお考えの方は、一度USMハラーのショウルームに足を運んでみてはいかがだろう。

「Extreme 1 Edition」のアクティブ型(左)とパッシブ型(右)

ショウルームには様々なキャビネットやデスクなども並んでいる