SPEC(スペック)は、同社製リアルサウンド・プロセッサーの新ベーシックモデル「RSP-55」(¥49,500、ペア、税込)を6月23日(月)に発売する。

 RSP-55はスピーカー端子に並列接続するアイテムで、音楽の情報量が増加し、ダイナミックレンジが拡大したような豊かな躍動感、立体感を再現、眼前に演奏者の熱気や息遣いを感じるような空気感が再現されるようになるという。

 音楽信号の変化はスピーカーのインピーダンスを変動させる。単音ではなく、複雑なスペクトラムを持つ音楽信号をアンプがスピーカーに送るとき、このインピーダンス変動はアンプにとって厄介な負荷となるそうだ。特に倍音成分を多く含む高域におけるインピーダンスの乱れは、原音に忠実な音楽再生の妨げになる。またスピーカーのボイスコイルから発生する逆起電力はスピーカーからアンプに回帰し、アンプ内部で位相遅れを発生させている。

 インピーダンス変動の乱れや、位相遅れがもたらす音楽信号の時間軸上の元信号との差異は、結果的に躍動感の欠如した音楽、平板な音場、薄めの音色となり、それがリアルで自然な、心地よい音楽再生とは程遠いものとしている。RSP-55はこれらのインピーダンス変動を補正し、アンプがスピーカーを駆動するという本来の役割に戻してくれる。

「RSP-55」の主なスペック

●スピーカーの適合インピーダンス:10Ω以下が望ましい
●アンプ最大出力:1kW以下が望ましい
●寸法/質量:W76×H58×D103mm/約130g

This article is a sponsored article by
''.