クリプトンから、高品位オーディオアクセサリーの新製品「SC-JP1500」(¥38,000、税別、4本セット)が発表された。オンライン限定モデルで、6月中旬の発売予定。

 同社では以前からスピーカーのバイワイヤリング接続を推奨している。ウーファーからの逆起電力がツイーターに、あるいはその逆にツイーターからの逆起電力がウーファーに与える影響を抑えることでより純度が高く、ダイナミックレンジの広いサウンドを楽しめるというのがその理由だ。

 実際にクリプトンの現行モデルのほとんどはバイワイヤリング接続対応で、出荷時にはジャンパーケーブルも取り付けられている。今回のSC-JP1500はそれらに付属していたものと同一で、オーディオ評論家氏やユーザーからも、このケーブルを使いたいというリクエストがあったのだそうだ。

画像: クリプトンが、高品位ジャンパーケーブル「SC-JP1500」を6月に発売。バイワイヤリング対応スピーカーは、ジャンパーケーブルで音が変わるのか?

 実際に他社製のバイワイヤリング対応スピーカーでは、ケーブルではなく金属製プレートを使っているケースもある。しかし同社オーディオ事業部長の渡邉勝さんは、金属製プレートでは特定の周波数で共振を起こすこともあり、音への影響が無視できないと考えてこれまでもケーブルを採用してきたと話す。

 SC-JP1500の導線は0.33mmのPC Triple-Cを7本より併せたものを6つ束ねてポリエチレンの絶縁被膜でカバーしており、これをプラス/マイナスそれぞれに使っている。両端はYラグが取り付けられており、長さは17.5cm。

 渡辺さんは、「いきなりバイワイヤリング接続に変えるというのは難しい方もいらっしゃると思いますが、まずはSC-JP1500を使ってジャンパーケーブルでも音が変わるということを体験いただきたいと思っています。そのうえで、さらにいい音を目指したいという場合は弊社のバワイアリング用ケーブルをお使いいただけると嬉しいです」と話していた。

 バイワイヤリング対応スピーカーをお使いで音質向上をお考えの方は、一度チェックしてみてはいかがだろう。

This article is a sponsored article by
''.