finalから、同社初のオープン型イヤホン「KDT3000」が発表された。本日より予約を受け付け、発売は5月23日(金)。価格は¥15,800(税込)。

ここ数年、耳を塞がずに周囲の状況(音)が確認できる(=ながら聴き)オープンタイプ(のイヤホンが人気を集めているが、finalでは、そのながら聴きモデルで気になることも多い、コンテンツの音量で周囲の音が聞き取りづらくなる、外音(取り込み)の聞こえ方が不自然になってしまう、あるいは通話時に周囲の騒音を大きく拾ってしまい、自分の声がノイズに埋もれて相手にクリアに届かない(マイクの性能)、といった諸問題を解決するために、楽曲のリスニング・通話、その双方の妥協点を根本から克服した理想的な「ながら聴き」イヤホンを開発、今回発売に至ったという。
KDT3000は、高性能な「AIノイズバリアマイク」とブームマイクを付属することで、周囲の環境音を強力に抑制。これにより、周りの声・音が気になる騒がしいオフィス・カフェ、出勤時間帯の混雑した駅、または子どもや愛犬などの他の生活者がいるリビングなどでの使用においても、通話やオンライン会議の相手には背景のノイズはほとんど聞こえず、まるで静かな場所から話しているかのように、ユーザーの「声だけ」を正確に伝えることが可能になった、と謳っている。

そのブームマイクはマグネットによる着脱が可能で、左右どちらでも装着が可能というユニバーサル仕様。使用後は充電ケースに格納できるので、持ち運びも簡単。長時間の会議や通話の際は、(イヤホンを)片方ずつ充電しながらの使用もOK。片耳のみの使用時でも、ブームマイクを装着できるので、インカムのように使うことができる。なお、風切り音を抑制する風防スポンジも付属する。

加えて、騒音下での通話時などでも相手の声が聴き取りやすいように音質と音量を強調する「ボイスフォーカスモード」も搭載。専用のアプリやイヤホン本体をタッチすることで操作OKとなる。
その他、本体はIPX4の生活防水に対応しており、急な天候の変化やスポーツ時にも安心して使用可。
KDT3000の主な特長
・理想的な「ながら聴き」イヤホン
・ながら聴きの「声」に特化した音質設計
・高性能「AIノイズバリアマイク」による快適通話
・取り外し可能なブームマイク
・ボイスフォーカスモード搭載
・片耳だけでの使用が可能
・専用アプリで細やかな音量調整が可能
・IPX4の生活防水対応
・ブームマイク用風防スポンジ同梱
KDT3000の主な仕様
通信方式:Bluetooth 5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続音楽再生時間:イヤホン本体 最大8.5時間、ケース込み 最大34時間
充電時間:イヤホン本体 約1.5時間、充電ケース込み 約2時間
バッテリー容量:イヤホン本体 40mAh、充電ケース 400mAh
防水性能:IPX4
付属品:充電ケース、ブームマイク、ブームマイク用風防スポンジ、USB-Cケーブル