ハーマンインターナショナルは、5月15日(木)〜18日(日)にドイツ・ミュンヘンで開催されている世界最大級のインターナショナルオーディオショウ「HIGH END Munich 2025」において、JBLの新型フラッグシップスピーカー「Summit」シリーズ3 モデルがリリースされたと発表した。日本での導入時期、価格などは未定。
JBLのフラッグシップモデルは、1986年に登場した「Project EVEREST DD55000」、1989年に登場した「Project K2 S9500」からスタート、数々の革新的な音響技術を生み出し、常にオーディオ再生の高みを目指してきた。Summitシリーズはその伝統を受け継ぎ、来年ブランド創立80周年を迎えるJBLのエンジニアリングとサウンドへの情熱の集大成となっている。

左が中堅モデルの「Summit Pumori」で、右は「Summit Makalu」
洗練されたデザイン、独自の音響技術、比類なきサウンドクォリティを持ったラインナップとして、ヒマラヤの峰々にインスピレーションを受けて名づけられたシリーズで、「Summit Makalu」(マカルー)、「Summit Pumori」(プモリ)、「Summit Ama」(アマ)の3モデルが一挙に登場する。
3モデル共通の特長として、柔らかな輪郭を持ち、様々なインテリアにマッチする時代を超越したデザインを採用。音質面においては不要共振を排除する構造および堅牢なブレーシングを施したゴールドのアクセントが美しいエボニー仕上げのキャビネットを採用。JBLのスピーカーシステムとして初めてJBL IsoAcoustics調整式アイソレーションフィートが組み込まれている。
スピーカー端子にはカーボンファイバーでコーティングされたロジウムメッキ採用のバインディングポストを搭載。純度の高い音楽信号を各ユニットに届ける独自の MultiCapクロスオーバーネットワークも搭載されている。

ブックシェルフ型の「Summit Ama」。右はその端子部
新製品の最上位モデルとなるSummit Makaluは、独自のHC4コンポジットコーンを採用した300㎜ウーファーと200㎜ミッドレンジ、D2コンプレッションドライバー+HDI Sonoglassホーンによる3ウェイ3スピーカー。
中堅モデルの「Summit Pumori」は、上位モデルと同様のHC4コンポジットコーン250㎜ウーファーと200㎜ミッドレンジ、D2コンプレッションドライバー+HDIホーンを搭載する。
末弟の「Summit Ama」は、200㎜HC4コーンウーファーとD2コンプレッションドライバー+HDIホーンを搭載した2ウェイ・ブックシェルフ型となっている。
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