ソニーから、サウンドバーの新製品として、サブウーファー「BRAVIA Theatre Sub 7」、サラウンドスピーカー「BRAVIA Theatre Rear 8」、3.1.2対応の2ピースモデル「BRAVIA Theatre Bar 6」が発表された。発売は6月7日より、価格は下記の通り。
●サブウーファー「BRAVIA Theatre Sub 7」
オープン価格(想定市場価格¥37,000前後)
6月7日発売
●サラウンドスピーカー「BRAVIA Theatre Rear 8」
オープン価格(想定市場価格¥61,000前後 ペア)
6月7日発売
●サウンドバー「BRAVIA Theatre Bar 6」
オープン価格(想定市場価格¥61,000前後 サウンドバー+サブウーファー)
6月7日発売
今回発表のSub 7とRear 8は、これまでのソニー製の1本バータイプのサウンドバーユーザーへ向けた製品で、手持ちのサウンドバーにアドオンするだけで、手軽に低音とリアサラウンドシステムが構築でき、リアルなサラウンド環境が楽しめるようになるオプションモデル。接続はワイヤレスだ。もちろん、同時発売のBar 6とRear 8の組み合わせも可能で、その場合、フロア部分はリアルな5.1ch環境が楽しめるようになり、5.1.2の立体音響の再現も可能になる。


さて、Sub 7は、ソニーのサブウーファーのラインナップの中では下位を補強する製品となり、ユーザーは自前のシステムや欲しい出力(Sub 7は100W)に合わせた選択ができるようになった。本体はスリムに仕上げられており、内部には130mm径のウーファーを搭載する。設置は通常の縦置き(穴部分を正面に向ける)と、(側面を)壁に寄せる横置きの2パターンに対応する。テレビを壁掛けしている場合など、ウーファーを横置きにすれば、壁からの出っ張りを最小限に抑えることができるので、便利だろう。

リアスピーカーのRear 8は、従来のミドルクラス「SA-RS3S」の後継となるモデル。RS3Sはスクエアな形状をしていたが、Rear 8ではデザインが一新され、円柱形となっている。出力や搭載ユニット(2ウェイ4スピーカー)は同等だが、バイアンプ駆動に強化されており、音質の面ではかなりの効果・進化が期待できる。外装は「SA-RS5」と同じファブリック素材に変更されている。


サウンドバーのBar 6は、一本バーとサブウーファーがセットになった3.1.2対応の製品。バー部分には、LCRに加え、天面両端にイネーブルドスピーカーも搭載しており、計5基のユニットによって、ドルビーアトモスなどの立体音響の再現も可能となる。2chコンテンツのアップミックスにも対応する。


ユニットについては、楕円形の「X-Baranced Speaker Unit」(上位モデルHT-A5000と同等という)を採用しており、解像感の高いサウンドが楽しめ、特に人の声・ボーカルの再現が良好になるという。もちろん、ソニーオリジナルのバーチャルサラウンド技術「S-FORCE」(横方向の音場を作る)、「VERTICAL Surround Engine」(縦方向の音場を作る)も搭載しており、臨場感ある立体音響が楽しめるとしている。